こんにちは、タロン(@shin_taron)です。
僕の海外一人旅デビューは、タイのバンコクでした。
「就職する前に、海外には行っておきたい!」
──という単純な動機で、2週間くらい一人旅をしました。
32Lのバックパック一つだけ背負ってバンコクを歩き回っていました。
これ、バックパッカーやってた頃に使ってたバックパックなんですが、やはり32Lは小さいなーと感じました。
男なら40Lは欲しいかも😆 pic.twitter.com/R3zeCr8BSG
— タロン@本読み (@shin_taron) January 24, 2020
村上春樹が、
「旅先で何もかもがうまくいったら、それは旅行じゃない」
──と言っていましたが、僕の初の一人旅も予想外のトラブルの連続でした。
今回は、初の海外一人旅でショックだったことを3つにまとめました。
無茶な旅ができるのも若いうちの特権。トラブルも長い目で見りゃ、いい思い出。
今回は、僕の初の海外一人旅を振り返ります。
1.初の海外一人旅でショックだったこと3選
①沈没してしまった
まず、いちばんショックだったのは、
「初めての海外一人旅+現地に知り合いもいない+事前にどこに泊まるかなどの計画も決めていなかった」
こんな行き当たりばったりの旅だったので、かなり疲れました。
とりあえず、タイのカオサン通りで宿を探したのですが、宿の交渉も英語でしゃべらないといけなかったのでかなり疲れた……。
宿は6人の共同部屋だったので、みんなけっこうしゃべりかけてくるわで、自分一人の時間がなかなか持てない。
体力が切れた僕は、3日間くらい沈没してしまいました。
東南アジアは物価が安いので、日本で暮らせずに流れてきたおっさんが沈没しているのはよく見かけます。
僕もこの「沈没」に近い状態になってしまって、宿に着いてからの3日間、コンビニに食糧を買いに行く以外はずっとベッドで寝ていました。▼
「観光に行かないと……!」とは思っていたんですが、初の海外一人旅は刺激が多すぎて動けなくなってしまいました。
僕のような内向的な性格の場合、環境がガラッと変わると適応するまでに時間がかかります。
日本を出発する前は、「バンコクの観光名所ぜんぶコンプリートしてやる!」くらいの勢いだったのに、情けねェ……。
僕は体力には自信があったんですが、海外一人旅となると疲労の質がちがうんですよね。
②英語での世間話が続かない
最低限の英会話はできたんですが、さて日常会話となるとぜんぜん話が続きませんでした。
好きな映画の話とかしても、
日本人は英語がヘタだとよく言われますが、悔しいことに僕もそのイメージをバンコクで広げてしまいました。
みんな優しくしゃべりかけてくれたのに、ろくな英語が話せなくてゴメンよ……。
③ホモに襲われた
正直言って、これがいちばんショックだったんですよね。
東南アジアだとニューハーフがけっこういるので、別に同性愛者は珍しくないですし、僕も差別する気はないです。
でも、急に襲われたら、そりゃびっくりするよね?
なにがあったかというと……
宿に泊まっているときに、一人の男と仲良くなったんです。
僕のヘタな英語もバカにせずに聞いてくれる好青年でした。
ただ、妙に距離が近く、腕にキスしてきたりするので、「あ、そっちの人かな?」とは思ってました。
男は急に「マッサージしてやるよ」と言い出し、僕をベッドに寝かせました。
シャツをまくってマッサージしてもらってる状態はおかしかったですが、不覚にもけっこう気持ちよかったというね。
で、だんだん手が下半身に伸びてきて……という人類が何万回も繰り返してきたであろう流れになりました。
僕は断固「NO」と叫んだので、男があっさり引き下がったからよかったですが、無理やり征服されていたらどうなっていたことか。
相手は男だし、腕力でねじ伏せられていたかもしれません。
『ある少年の告白』という映画に、2段ベッドで男が男に襲われるシーンがあるんですが、一度襲撃未遂にあった僕としてはこのシーン、ほんとに怖かったなあ。
同性愛者は尊重すべしですが、体を渡したくない時は、断固として「NO!」と言える日本人でいたいですね。
2.海外一人旅はおすすめです
色々ありましたが、海外一人旅はおすすめです。
海外一人旅をしたからって、手に触れることのできるものが得られるわけではないけどね。
でも、海外一人旅の経験は、年齢を重ねるにつれて少しずつ、ボディブローのように効いてくるものだと思います。
他にも、宿のコンセントをいじってたら感電した話とか、ゾウに乗って水路を爆進した話とか、いろいろあるんですが、今日はここまで。
以上! タロン(@shin_taron)でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!