【2021年】買ってよかったもの10個

オンライン内見の注意点まとめ【チェックリストつき】【手ブレ体験談あり】

地方の実家から東京に上京するにあたって、多くの不動産業者にオンライン内見をやってもらった。

結論はこう。

  • 狭いワンルームはオンライン内見だけで決めるのもあり。

  • ワンルームより広い部屋はチェックすべきポイントが多いので、オンライン内見だけで済ますのは危険。
    物理的な内見もすべき。

  • とはいえ、オンライン内見は無料なので資料請求くらいの軽い気持ちで申し込もう。

この記事では、オンライン内見のメリット・デメリットや注意点などをまとめた。

記事の最後には、実際にオンライン内見をやってみたら手ブレで吐きそうになった体験談も書いたので、ぜひ参考にしてほしい。

タップできるもくじ

メリット

交通費ゼロ・移動時間ゼロ

オンライン内見の最大のメリットは、交通費も移動時間もゼロですむことだ。

コロナのおかげで保守的な不動産業界もオンラインで内見を実施せざるをえなくなったせいで、俺たち消費者からするとかなり便利になった。

俺が昔、大阪でワンルームの部屋を契約したときは、内見をするたびに不動産仲介業者の店にまで行かないといけなかった。

それが今は、オンライン内見で完結する。

ぜんぶコロナのおかげ。

就活や転職活動の面接でオンライン面接が当たり前になって俺たちに有利になったのと同じ現象が、不動産業界にも起こってる。

あと、もちろんオンライン内見では一切料金は発生しない。


仲介手数料が発生することもないし、あとで追加料金をとられることもないので、無料の資料請求をするくらいの軽い気持ちで利用するといい。

不動産業者のゴリ押しを受けない

不動産業界は腐っても体育会系の世界なので、「客にゴリ押しすれば契約できる」という風潮が強い。

だから、内見のために客を部屋に連れて行ったときに、強引に契約させようとしてくるマッチョな奴が多い。

でも、オンライン内見なら、たとえマッチョな男が無理やり契約させようとしてきてもぜんぜん怖くない。

特に女性にとって、オンライン内見のメリットは大きい。

内見に行った部屋で客の女性に性的暴行を加えるという事件まであるくらいだから、内見の間、密室で不動産屋のマッチョ男と二人きりになるのは怖いはず。

でも、オンライン内見ならセクハラ言葉くらいはかけられるリスクはあるけど、直接の性的暴行を受けるリスクはゼロ。

というか、コロナになるまで、密室に男女が二人きりになるような危険な状況を放置してきた不動産業界がおかしい。

断りやすい

オンライン内見は不動産屋のマッチョ男と直接会うわけじゃないから、断りやすい。

内見が終わった後、「やっぱこの部屋気に入らん」となれば、メールやチャットで断ればいいだけだから、気が楽。

物理的な内見に行くと、不動産屋のマッチョ男は必ず内見が終わった後に一緒に店舗に戻ろうとしてくる。

これは、自分のホームグラウンドである店舗に戻ることで、客が契約する確率を少しでも上げるためだ。

オンライン内見ならこの汚い手を封じることができるから、こっちに有利。


オンライン内見は、圧倒的に俺たち客にとって有利だ。利用しない手はない。

録音・録画がかんたん

物理的な内見で、あからさまにスマホを手に持って録画・録音するのはちょっと気が引けるけど、オンライン内見なら相手にバレずにかんたんに録画・録音ができる。

もし、受けた説明と実際の部屋の状況が違っていても、証拠を残すことができるし、トラブル予防になる。


録音・録画はしておいて損になることまずないので、オンライン内見をするなら必ず録画・録音しておこう。

デメリット

臭い・騒音は伝わりにくい

オンライン内見だと、臭いはまったく伝わらないし、騒音もzoomのスピーカー越しに聞くのと実際に聞くのとではかなりちがう。

前に住んでた住人のタバコの臭いが残っていたとしても、オンライン内見では気づけない。

騒音についても、マイクでは拾えないような小さな音を隣人が立てている可能性もある。


臭いと騒音については、オンライン内見では気づけないので、どうしても気になるようならオンライン内見が終わった後に追加で物理的な内見もお願いした方がいい。

広い部屋だとチェック漏れが起こる

狭いワンルームならチェックする箇所が少ないので、オンライン内見でもそれほど問題はない。


でも、たとえば3LDKの広い部屋だとどうだろう。

広い部屋だとチェックするべきポイントが多すぎて、オンライン内見だと見落としてしまう可能性が高くなる。


それにオンライン内見の間は、不動産のマッチョ男がずっとスマホを持ってカメラマンをするわけだから、いくらマッチョ男でも疲れてくるだろうし、こっちも画面をずっと見てるのは疲れる。


俺は東京23区のワンルームをオンライン内見だけで決めて入居したけど、それは狭いワンルームだからこそ可能だった。

広い部屋に住もうとしている人は、オンライン内見だけで決めるのはかなりリスクが高い。

ちなみに、オンライン内見だけで済ませる場合、「誓約書」を書かせる不動産会社もある。

オンライン内見 誓約書
俺が実際に書かされた「物件の下見(内見)をしないことについての誓約書。

不動産会社としても、「オンライン内見で見たのと実際の部屋のイメージがちがう!」とクレームを出されるのはめんどくさいので、こういう誓約書を書かせているところもあるんだろう。

  • 俺みたいに狭いワンルームに住むなら、オンライン内見でじゅうぶん。

  • 広い部屋に住むなら、オンライン内見だけでは不安。

もちろん、たとえ狭いワンルームでも物理的に内見ができるならしておいたほうがいい。

俺は、内見のためだけに東京に行くのがめんどくさいから、オンライン内見だけで済ませただけだ。

手を抜く不動産業者が多い&通信環境が悪くなることも

オンライン内見のおかげで俺たちに有利になったことはすでに書いたんだけど、

俺たちに有利になったということは、不動産業者にとっては不利になったということ。

客が契約してくれる可能性の低そうなオンライン内見だと、不動産業者もやる気が出ない。

だから、オンライン内見をかなりテキトーに済ませようとしてくる不動産業者が多いのも事実。

俺の体験した範囲だと、

  • こっちが聞かなくても、壁の分厚さから浴室のカビ汚れ、コンセントの数、ベランダからの風景、ゴミ捨て場の様子、さらには最寄り駅までカメラを持って歩いてくれたり何から何まで教えてくれる人。

  • こっちが聞かない限り、大したことを教えてくれないし、「さっさと終わらせたい感」が出まくってる人。

    ━━こんな担当者がいた。

オンライン内見は担当者によって当たり外れが大きい。


まあ、契約してくれなさそうなオンライン内見を実施するのがめんどくさい気持ちもよくわかるけど。

なので、こっちもなるべくビデオ通話では顔を出して、丁寧に質問をすることを心がけよう。

そうすれば、向こうもちゃんと仕事をしてくれるはずだ。

これは不動産業者が手を抜いてるわけではないと思うけど、

  • スマホの画質が悪い&部屋が暗いので、部屋の様子がわかりにくいことが多い。

わざわざ一眼レフの高画質でオンライン内見をやってはくれないし、日当たりによっては部屋が薄暗いことも多いから、壁の汚れなどを見落とすこともある。

部屋の場所によっては電波も悪いので、通信が途切れがちになることもある。

ほとんどの部屋なら電波の心配はないけど、田舎の部屋は通信環境が悪くなるかも。


あと、たとえ都会でも、地下に行くと通信環境が途切れる。

俺も、地下にコインランドリーがある物件でオンライン内見をやってもらったとき、地下に行くと電波が途切れて何もわからなかったことがある。

メリット・デメリットまとめ

オンライン内見のメリット・デメリットをまとめてみよう。

メリット
  • 交通費ゼロ・移動時間ゼロ
  • 不動産業者のゴリ押しを受けない
  • 断りやすい
  • 録音・録画がかんたん
デメリット
  • 臭い・騒音は伝わりにくい
  • 広い部屋だとチェック漏れが起こる
  • 手を抜く不動産業者が多い&通信環境が悪くなることも

オンライン内見チェックリスト

オンライン内見を実施するときに、見落としがちなポイントをまとめたチェックリストをつくってみた。


オンライン内見はタダなので、不動産業者にお願いして細かくチェックしてもらおう。


できるだけ細かくお願いをした方が、「お、この客はこの部屋を契約してくれそうだな」と思って向こうもやる気出すはずなので、遠慮せずにお願いしよう。

  • 玄関のドアの幅を採寸してもらう(ドアの開閉方向もチェック)

    ➡︎大型の家具やドラム式洗濯機などが搬入できるかどうかの確認。

  • 風呂場の汚れはカメラに映りにくいので、ライトで照らしてもらう

    ➡︎築年数の古い風呂場はほぼ確実にカビがある。

  • 廊下、エレベーターなどの共用部(特にゴミ捨て場)

    ➡︎ゴミ捨て場は周辺の住人の民度や治安が現れるので要チェック。

  • 照明器具、コンセント位置

    ➡︎部屋によっては照明は自分でシーリングライトを取り付けないといけない部屋もある。コンセントが少ないと、家具のレイアウトがかなり制限されるので要チェック。

  • 最寄駅まで歩いてもらう

    ➡︎最寄り駅まで歩くと、周辺の電灯の多さや治安が多少はわかる。

  • 壁を叩いてもらう

    ➡︎建物自体は鉄骨鉄筋コンクリートなのに壁だけは薄くなってる建物もあるので、壁をコンコンと叩いてもらって、壁の分厚さをチェック。

  • 郵便受けのサイズ

    ➡︎あまりに小さいサイズだと、非対面で受け取れるはずのネコポスなどが投函できず、わざわざ対面で受け取らないとけなくなる。


  • 洗濯機置き場があるか

    ➡︎俺は部屋に洗濯機置き場がないことをちゃんと確認していなかったので、あとでめんどくさいことになった。


  • 日当たり

    ➡︎たとえ南向きでも近くに高層ビルが建っていると日当たりが悪くなる。
    俺の住んでる建物の隣にはタワマンが建っているせいで、日当たりが悪い。

オンライン内見のやりかた

オンライン内見のやり方はかんたん。


SUUMOでもホームズでもなんでもいいので、賃貸物件を取り扱ってるサイトから問い合わせると不動産業者からメールが届く。

このメールに、「オンライン内見をしてほしい」と返信しよう。

そうすると、zoomやSkypeなどの招待リンクを送ってくれるので、通信環境を整えて待機しよう。

ちなみに、オンライン内見のときは「顔出し」をする義務はない。

でも、向こうからすると客の顔が見えないのは不安でしかないし、ちゃんとお互いに顔を出した方がうまくいくので、できれば顔出しをおすすめする。

オンライン内見をやってくれない不動産業者もある

ただし、すべての不動産業者がオンライン内見をやってくれるわけではない。

こんなふうに、オンライン内見を断られることもある。

ただ、俺の体感では、8割以上の不動産屋がオンライン内見に応じてくれるのであまり心配はいらない。


今の時代、オンライン内見をやってくれない不動産業者は時代遅れだなと思うんだけど、不動産業者はたくさんいるので他を当たろう。

実際にオンライン内見を受けてみた体験談

俺はすでに5回以上オンライン内見を受けているので、その様子を紹介する。

1件目

まずは駅から徒歩3分のワンルームの物件から。


20代後半くらいに見えるけど、かなり丁寧な物腰の不動産業者のお兄さんが対応してくれた。

このお兄さん、ものすごく丁寧にオンライン内見をやってくれた。

玄関ドアは開閉する時にきしんでうるさいらしい。
ベランダからの風景。
ワンルームの割には収納スペースがかなり広い。
郵便受けの下には誰かが勝手に出したゴミが溜まっていることも、隠さずに教えてくれた。

こっちが何も言わなくても、部屋の隅々まで案内してくれたし、サービスがきめ細やかだった。


共用部にゴミが溜まっていて、住人の民度がやや低いことも隠さずに教えてくれた。


さらに驚いたのは、最寄り駅までカメラを持って実際に歩いてくれたことだ。

おかげで、最寄り駅までのルートを知ることができた。

他にもオンライン内見は受けたけど、

最寄り駅まで歩いてくれる、というサービスをしてくれたのはこのお兄さんだけだった。

まだ契約するかどうかもわからず、お金になるかどうかもわからない俺のために、無料で手厚いオンライン内見をやってくれて、しかも周囲から変な視線を浴びるのも覚悟してカメラを持ったまま最寄り駅まで歩いてくれた。

このお兄さん、優秀すぎる。


さっきは不動産業界はマッチョ男ばかりの保守的な業界とか言って、申し訳なかった。


とはいえ、この部屋は俺の求める条件に一致してなかったので、後で丁重にお断りのメールを入れておいた。

手軽に断れるのは、オンライン内見のいちばんのメリットだ。

2件目

次に、別の不動産業者で受けたオンライン内見。
こちらもワンルームだ。

今回は、30代後半くらいの男性が担当してくれた。

しかしこの担当者は、さっきのサービス精神旺盛なお兄さんとはちがって、いきなり部屋の中から映像がスタートした。

玄関の外や廊下、エレベーターを見せてくれるつもりはないらしい。

電波が悪いのか、そもそもカメラの性能が低いのか、ファミコンゲーム並みに画質が荒く、とてもじゃないけど、細かいところまではチェックできなかった。

この画質の悪さでは、細かいところはチェックできない。

しかも、この人、なぜか動きが俊敏でカメラをすばやく振り回すため、見ているこっちは酔いそうになった。

カメラをブンブン振り回すせいで、手ブレがひどい。
やる気があるのかないのか分からない。
風呂場の汚れも細かくはチェックできず。
部屋自体はかなりいいワンルームだった。

画質の荒さとブレブレの手ブレで混乱していた俺を置き去りに、オンライン内見はものの10分程度で終了した。

さっきのお兄さんのオンライン内見は20分以上あったのに比べると、短いオンライン内見だった。

しかも、廊下やエレベーター、ゴミ捨て場などの共用部は見せてくれなかった。
(こっちから言えば見せてくれたと思うけど)

以上、2つのオンライン内見から得られた教訓はこうだ。

  • 担当者によって、オンライン内見のサービスは天と地の差がある。

  • 画質悪い&手ブレしまくりの担当者もいる。

  • エレベーターやゴミ捨て場などの共用部を見せてくれないようなら、こっちから見せてくれるようにお願いしよう。

まあ、オンライン内見自体は不動産業者にとって一銭の得にもならないので、手を抜いてさっさと終わらせたくなるのが人情というもの。


なんかダメそうな担当者だったら、こっちからいろいろと聞いてみるしかない。

【まとめ】オンライン内見だけで決めていいのはワンルームだけ

オンライン内見についての結論をまとめる。

  • 狭いワンルームはオンライン内見だけで決めるのもあり。

  • ワンルームより広い部屋はチェックすべきポイントが多いので、オンライン内見だけで済ますのは危険。物理的な内見もすべき。

  • とはいえ、オンライン内見は無料なので資料請求くらいの軽い気持ちで申し込もう。

俺はオンライン内見だけでワンルームを契約して、地方から東京に引っ越した。


でも、それができたのは狭いワンルームだから。

ワンルーム以上の広い部屋に住むのなら、オンライン内見だけで決めるのはおすすめしない。

可能なら、オンライン内見と物理的な内見を両方すればいい。


  • まずは軽い気持ちでオンライン内見をやってもらう。

    ➡︎気に入らないなら、即断る。

    ➡︎気に入ったら物理的な内見をする。

━━たぶんこれが最適なフローだ。

オンライン内見だけで済ませていいのは、俺みたいにワンルームに住む予定でかつ、遠くに住んでいて物理的な内見ができない場合のみだ。


それにしても、昔は東京の部屋を内見するためだけにわざわざ東京まで行っていたんだから、オンライン内見という新しい選択肢が出たのはほんとうに便利。


俺たち消費者にとって、部屋を探しやすい時代になった。コロナのおかげ。

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