Kindle(電子書籍)は、読書家にとって配送時間ゼロで読めるありがたい文明の利器なんだけど、ひとつだけ欠点がある。
今回は、Kindleの文章を無制限にコピペする方法を解説する。
もちろん、著作権を侵害せず、あくまで私的に学習する範囲であなたが使ってくれることを想定しています。
悪用厳禁の方法だけ知りたい人はここだけ読んでほしい。
コピー文字数制限は著作権保護のため
kindleでコピーできる文字数に制限があるのは、著作権保護のためだ。
Kindleの文章を一定以上コピーしようとするとこのように、
この本のコピー制限を超過しています。
━━というエラー表示が出てコピーできない。
これは、iPhoneでもiPadでもPCでも全て同じだ。
このエラー表示が出るのは、出版社がKindleを出版する時に著作権保護のためにコピペできる文章量に制限をかけているからだ。
3つの解決策
音声入力を使う
iPhoneの音声入力は、かなりの域に達している。
iPhoneの音声入力を使うと、
Kindleの文章をコピペしたい場合は、iPhoneやiPadの音声入力機能を使うと便利だ。

赤丸で囲んだボタンを押すと、音声入力が起動する。
音声入力でこの文章を入力してみたんだけど、驚くほど再現性が高くて優秀。
漢字の変換ミスもほぼない。
ただし、声を出さないといけないし、あまりにも長文の場合はしゃべるのも疲れてしまうので、短い文章にしか使えない。
それに、音声入力も完璧ではないから、同音異義語の変換ミスがあったり、全く違う文字になっていたりするのをチェックして自分で手動で修正するめんどくささはある。
「Kindle:メモとハイライト」というサイトを利用する
「Kindle:メモとハイライト」というサイトを使うのもおすすめ。
このサイトは、自分がKindleでハイライト(線を引いた)した文章を同期してくれる。

Kindleで文章をハイライトすると…

ハイライトした文章がこのサイトに同期されている。このサイトに同期された文章はコピー制限がないから、いくらでもコピペできる。
「大きくハッタリをかまし、そして、かましてしまったハッタリを実現するため、本気で勝負をし続ける。その「過程」こそが大切であって、人とお金を巻き込むというわけだ。」の赤文字部分だけがなぜか同期されていない。
他のハイライトでも同じ現象が起こってるので、一時的な不具合かもしれない。
ただし、このサイトもあまりに長い文章を同期させることはできない。

長すぎる文章になると、「some highlights have been hidden or truncated due to export limits」(エクスポートの制限により、一部のハイライトが非表示または切り捨てになっています)
というエラー表示が出る。
短い文章ならいいんだけど、結局このサイトも長い文章はコピペできない。
無制限コピペのやり方【悪用厳禁】
最も簡単にKindleの文章を無制限にコピペできる方法はこれだ。

コピペしたい文章をハイライトした後で、右上のメモのようなアイコンをタップ。

右上の三点リーダーをタップして、「コピー」をタップする。
本来ならコピー制限がかかってしかるべきほどの長文なんだけど、このままiPadのメモ帳アプリにペーストしてみると……

これほどの長文がコピペできてしまった。
コピペできたのは、なんと1万8,000文字。
今回犠牲になってもらったホリエモンの本『ハッタリの流儀』の約半分くらいの分量がコピペできてしまった。
自分の本を半分もコピペされたのでは、ホリエモンが泣いてしまう。
出版社はkindleを出版する時、著作権保護のために文章にコピー制限をかけてるはずなんだけど、これくらいで突破できるとはザルすぎる。
いずれにせよ、時間の問題で出版社に対策されて、この方法は使えなくなると思う。
するとまた、その対策の抜け穴を見つけてコピペする方法が見つかるだろう。
こういう問題はいつまでもいたちごっこだ。
1冊ぜんぶ丸々コピペして悪用する人もいるかもしれないけど、あくまで自分の学習用に長文をコピペしたい人のみこの方法を使ってほしい。
手打ちでプログラムを書き写すとミスりやすいけど、コピペできれば正確に写せるから。
海外の英語情報を翻訳できると一気に情報強者になれる。
kindle fireやKindle paperwhiteだと、再現できないかもしれないのでご注意を。