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【見習うべき生き方は村上春樹】村上春樹と三島由紀夫の真逆の生き方

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今回は生き方が真逆の二人の小説家の話をしつつ、人生100年時代の生き方について考えよう。
 
 
まず結論から。

結論
  • 村上春樹は「長距離走」
  •  

  • 三島由紀夫は「短距離走」
  •  

  • 現代で見習うべきは、村上春樹の生き方


村上春樹と三島由紀夫を知らない人はあまり有益じゃないので、無理に読まなくてOK。
 
 
もちろんこの二人を知らない人にもわかるように書くので、日本を代表する小説家である二人の真逆の生き方が気になる人は続きを読んでほしい。
 
 
ぶっちゃけ小説なんか読んでも役に立たないのは、過去に数百冊の小説を読んできた俺が保証する。
 
でも、
小説は役に立たなくても、その小説家がどんな人生を歩んだのかを学ぶことは役に立つ。

小説家の人生を学ぶことは歴史の勉強だから、役に立たないわけがない。
 

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【比較】村上春樹は短距離走・三島由紀夫は長距離走

まず、村上春樹と三島由紀夫の書く文章は正反対。

  • 村上春樹:アメリカっぽいポップな文体。
  •  

  • 三島由紀夫:日本の古典的な硬めの文体。

二人の書く文章は真逆で、現代の若者にとって読みやすいのは間違いなく村上春樹。
だからこそ、村上春樹の文章は若者によくマネされてネタにされる。
 
 
文章だけでなく、二人は人生の生き方もきれいに真逆だ。

  • 村上春樹:毎日ランニングで長距離を走りつつ小説を書くという「細く長い人生」。
  •  

  • 三島由紀夫:ボディビルダーになり筋肉を鍛え、45歳の若さでクーデターを起こして切腹自殺するという「太く短い人生」。

村上春樹は毎日のランニングで下半身を鍛えつつ、少しずつ小説を書くというルーチンを何十年も続けているらしい。
まさに細く長い生き方であり、長距離走的な人生だ。
 
 
それに対して、三島由紀夫は上半身の筋肉を鍛え、45歳までの間に一気に小説を書き、最期はクーデターを起こして自殺した。
こちらは太く短い生き方であり、短距離走的な人生だ。
 
 
長距離走と短距離走。
 
 
どちらの生き方がいいかといえば、人生100年時代に合っているのは長距離走だと俺は思う。

人生100年時代で寿命は延びる一方だし、人生そのものが「長距離走化」しているからだ。

後先考えずに走りまくる短距離走では、すぐに息切れしてタイムオーバーだ。
 
 
もちろん、体力のある20代のうちは短距離走で駆け抜けるのもいいけど、人生の大半は長距離走的な生き方がベストのはず。
 
 
短距離走で逃げ切れるほど人生は短くないし、体力の配分を考えて計画的に走る長距離走こそが、人生100年時代の生き方ではないかと。
 

体の鍛え方も真逆

ちょっと補足しておくと、村上春樹と三島由紀夫は体の鍛え方も正反対だ。
 
 
三島由紀夫はボディビルダーになって上半身を異常に鍛えてたけど、彼はテレビや映画などのメディアからの注目の的だったので、明らかに「見せるため」に上半身を鍛えていたと思われる。
いわゆる「見せ筋(みせきん)」ってやつ。
 
 
それに対して、村上春樹はランニングで下半身を鍛えている。
彼はメディアにあまり出演しないので、「見せるための筋肉」ではなく、自分のために鍛えているんだろう。

  • 短距離走を走り切るために、上半身を鍛えまくった三島由紀夫
  •  

  • 長距離走を走り切るために、下半身を鍛えまくっている村上春樹

文章が正反対なら、身体の鍛え方も正反対になるらしい。
 
 
ちなみに俺は歩くことやランニングが好きなので、村上春樹的な鍛え方をしている。
上半身はヒョロヒョロだけど、下半身はかなり持久力があって、長距離走に自信がある。
 
 
長距離走的な生き方には上半身より下半身を鍛えておくのがベストだと思うから、俺は筋トレよりもランニングをし続ける。
 

参考文献

たしか、

「三島由紀夫は、人前で見せている上半身は立派だったが、下半身はそうでもなかった」

━━というような記述があった気がするけど、この本だったかどうかは記憶があいまい。すいません。
 
 
三島由紀夫は自衛隊に体験入隊した時、持久走でまったく他の隊員についていけなかったそうだ。
 
 
上半身ばかり鍛えて下半身を鍛えていなかったツケが回ったらしい。
持久力を鍛えるにはやはり下半身を鍛えるべきだ。

考え方も正反対

村上春樹と三島由紀夫は考え方というか、思想までも正反対だ。
 
 
村上春樹は別に日本の伝統にそこまで重きを置いている感じはなくて、むしろ日本よりも外国に長く住んでいる。
日本の政治やメディアとは完全に距離をとっている。
 
 

それに対して、三島由紀夫は日本の伝統を重んじて、「武士」「軍隊」「切腹」という物騒なワードをよく使ってる。
 
 
そして最期は、日本の伝統が失われていることを自衛隊基地で演説した後、本当に切腹して死ぬというヤバいやつっぷり。

俺は三島由紀夫の小説は大好きだけど、彼の生き方は謎でしかない。
 
なんで日本の伝統と一緒に無理心中する必要があるんだろうかと。
 
伝統なんて変わっていくのが当たり前だし、もっと柔軟に生きてもよかったんじゃないか……。

生き方に正解はないけど、伝統がすぐに廃れてしまう変化の激しい今の時代には、やはり三島由紀夫よりも村上春樹的な生き方が合っているのでは……と思う。
 

【まとめ】人生は長距離走

最後にもう一度、結論を。

結論

  • 村上春樹は「長距離走」
  •  

  • 三島由紀夫は「短距離走」
  •  

  • 現代で見習うべきは、村上春樹の生き方


もちろん生き方に正解はないし、べつに長距離走と短距離走をうまく使い分けてもかまわない。
 
 
ただ、人生100年時代という長い時間を生きていくには、短距離走ではすぐに息切れしますよ……ということだ。
基本的には体力の配分を考えて、長距離走でゆるーく生きる。
で、ここぞという時には、短距離走で一気に駆け抜ける。

━━こんな生き方がちょうどいいんじゃないかと僕は思う。
 
 
世間では「稼ぎたいなら鬼のように勉強しよう」とか「死ぬ気で働け」と、短距離走を強制する言葉が多いけど、短距離走はどうせ長く続かない。
 
 
自分の体力をセーブしつつ、手を抜きながら長距離走でダラダラ生きていくべきだ。
 
 
短距離走で三日坊主で終わるより、長距離走で1年続けるほうがはるかに成果は上がるから。

参考文献

最後に村上春樹と三島由紀夫で、「これ一冊だけは読んでおきたい」という本を紹介しておこう。

どんな本?
村上春樹のデビュー作。
これを読んで楽しめるなら、村上春樹に向いているのでまずはこれを読むべし。
 
本も薄いし文章もスカスカ(悪口じゃない)なので30分くらいで読める。
どんな本?
三島由紀夫は難しい小説が多いので、比較的読みやすいこの本がおすすめ。
 
離島の若者が主人公の甘酸っぱい恋愛小説なので、ストーリーもわかりやすいはず。
どんな本?
「村上春樹と三島由紀夫には正反対に見えて、実は共通点が多いよね」って本。
 
村上春樹と三島由紀夫を本格的に比較しているのは、今のところこの本くらいしかない。
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