【2020年】買って後悔したもの10個

【黒色……?】就活でいちばん後悔した質問

出版社 面接
 
就活といえば、朝井リョウの『何者』が必読書ですよね。
 

 
僕も、この本、就活真っ最中に読んだのですが、読んでて「イヤーな」気持ちになりましたね……。
 
 
個人的に、この本は就活一年前とかに読むべきで、就活真っ最中の人はむしろ読むべきではないと思います。
 
 
 
さて、今回は僕が就活をしていた頃を思い出して、

いちばん後悔している質問
──これを振り返ってみたいと思います。
 
 
 
あれは、出版社の面接を手当たり次第に受けていた時でした。
 
「本が好き」というありふれた単純な理由で、出版社を受けまくっていたのですが、かなり苦戦していました。
メモ
岩波書店とかは書類選考で落ちましたし、中央公論社とか新潮社とかの老舗出版社はそもそも新卒採用がなく、中途採用だけだったりします。
 
「出版社の就職は狭き門」であるのはまちがいないですね。
 
そんな中、唯一、最終面接まで到達した出版社があったのです。
 
人間、不思議なもので、最終面接まで行ってしまうとかなり認められた心地で「すでに合格したも同じだ」と思っていました。
 
 
最終面接は最後の意思確認であり、よほどのことがない限りは落ちない……。
──そう思っていました。
 
 
本番の面接は、「僕一人 VS 会社役員(2人)」でした。
 
すでに勝者の余裕にひたっていた僕は、リラックスして質問に答えていました。
 
 
しかし、ある質問に、僕はフリーズしてしまうことになります。
 
 
その質問とは、

「あなたを色に例えると、何色ですか?」

──という質問。
 
 
実は出版社の面接って、かなり変なことを聞かれます。
 

出版社で僕が聞かれた変な質問

・無人島に持っていくなら何を持っていくか?

 

・もし世界から急に人間が消えて、あなた一人になったら、どうするか?

 

・もし恋人が不治の病に冒されたらどうするか?

  
──どれも答えるのに困る質問ばっかり。
 
出版社は「もし〜ならどうするか?」という仮定の質問をよく出してきます。
 
出版とは、広く芸術に関わる職業分野なので、僕らの独創性をためしているのかもしれません。
 
 
 
「出版社といえば、変な質問ばかりしてくる」
 
その心構えでいた僕に投げかけられた質問は、まさかの、

「あなたを色に例えると、何色ですか?」

──という、就活の対策本にものっているような、超ドストレートな質問。
 
 
他の出版社では聞かれたこともない質問だったので、僕の脳みそは自転を停止し、完全にフリーズ状態。
 

あなたを色に例えると何色ですか?

 
「いかん、何か答えないとまずい……」
 
焦るあまり、こんな風に答えてしまいました。
 

「僕を色に例えると、黒色だと思います」
 
「ほう、それはどうして?」
 
「僕は今まで本を読んだり海外に行ったりして、自分なりの思想信条がある程度固まっているつもりです。
たとえ会社に入ろうとも、僕の考えは何色にも染まらないという意味で黒色というわけです。
裁判官は、法廷では黒色の服を着ていますよね?
あれは、他の干渉を受けず、自分の良心を貫き通すという意味で、他の色に染まりにくい黒色を着ているわけです。
僕は他の考えには染まりたくありませんので、黒色でいたいです」
 
 
(面接官一同、苦笑い……)

 
 
いや、いま考えると、ホント生意気な答えです。
 
でも、答えた瞬間は「言ってやったぜ」という満足感があったのが、余計に怖いです……。
 
 
結局、この答えが悪かったのかどうかは、答え合わせがないのでわかりませんが、最終面接には落ちました。
 
 
やはり、この答え方はマズいですよね。
 
心の奥底でそう思っているのは問題ないですが、わざわざ面接で言うべきではないでしょう。
 
やはり、

「僕を色に例えると、白色です。
御社の理念にいくらでも染まってみせます!」

──みたいに答えておくのがよかったのでしょうか。
 
 
今でも時々、あの最終面接のことを思い出して、頭をかきむしりたくなります。
 
 
ま、遠く昔に過ぎ去ったことなので、もうどうでもいいんですけどね。
 
 
もし、出版社の採用面接を受けられる人がいましたら、幸運をお祈りします。