国内旅行かアジアへの旅行なら数時間のフライトで済むんだけど、欧米へのフライトは10時間を超えることも珍しくない。
個人的に5時間を超えるフライトの場合、「エコノミークラス症候群」にならないように特別の対策が必要だと思う。
10時間を超えるフライトは下手をすると命に関わるので、今回は長時間のフライトを乗り越える3つの対策を紹介する。
長時間フライト対策
①フライト前日は徹夜で
フライト前日はほぼ徹夜でいいと思う。
10時間の長いフライトも、
「エコノミークラスの狭い座席でなんか寝れない」と思うかもしれないけど、人間、睡眠不足なら座ったままでも寝れるから大丈夫。
機内では無料で映画を見れたりするけど、光を浴びると目が冴えるので映画は見ない方がいい。
機内で見れる映画は画面も狭いし音質も微妙なので、映画はまた今度、Amazon primeかNetflixで見ればいい。
フライト前日に徹夜でいれば、フライト当日は7時間くらいは余裕で眠れるから、10時間のフライトのうち7時間はいつの間にか過ぎている計算になる。
フライトアテンダントが途中で飲み物や食事を配ったりしてくるけど、あなたが眠っているときは無理に起こそうとはしてこないから大丈夫。
もちろん、到着地によっては機内で寝てしまうと「時差ボケ」につながることもあるので、その場合は寝ないで映画を見るか電子書籍を読むなりするといいと思う。
俺もアメリカへの10時間のフライトを経験したけど、ほとんど寝てたのであんまり辛かった記憶はない。
長時間のフライトを乗り切るには、寝るのが一番だ。
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機内で寝る時のアイテムとしては、
長時間のフライトの場合、アイマスクが配られるはずなのでそれを使えばいい。

デルタ航空で配られるアイマスク。こだわりがなければこれで十分。
こんなネックピローがあってもいいんだけど、かさばるし荷物が増えるので俺は使ったことがない。
心配なら買っておいてもいいかもしれない。▼
とりあえずアイマスクだけあれば、機内で寝るには十分だと思う。
②機内用着圧ソックスをはく
長時間フライトを乗り切るには「寝る」のが一番だと書いたんだけど、ずっと同じ姿勢で寝てると今度は「エコノミークラス症候群」が心配になってくる。
エコノミークラス症候群対策としておすすめなのがこれ。▼
機内用着圧ソックスなんだけど、これをはくと足が良い具合に締めつけられるからエコノミークラス症候群対策になる。
俺は男のくせに同じ姿勢で座ってると足がむくむことが多いんだけど、これをはいてると足がむくむことが少なくなった。
女性の場合は普段からむくみ対策をしてるのかもしれないけど、男も恥ずかしがらずにこのソックスをはいておくといい。
一つ買っておいて後は洗濯して繰り返し使えばいい。
靴下の割にはやや高いけど、機内で寝るには必須アイテム。
③通路側の座席をえらぶ
長時間のフライトなら間違いなく、
窓側の座席のデメリットは大きく2つある。
- 通路側に比べて足を動かせる範囲が狭い。
- 通路側に他人が座ってる場合、トイレに行きづらい。
逆に窓側のメリットは、窓にもたれることができるのと外の景色を見られることなんだけど、景色なんて離陸と着陸の時にちょっと見れるだけだし、天気が悪ければほぼ視界ゼロ。
しかも、上空を飛行してる間はほぼ雲ばっかりの景色ですぐ飽きる。
命に関わるエコノミークラス症候群対策のためには、景色を見ることよりも通路側の座席に座ることを優先した方がいい。
通路側の座席なら、通路に少し足を伸ばせるので楽になる。
(ただしあまり伸ばしすぎると、フライトアテンダントの人が通れなくなるのでマナー違反)
なにより通路側の座席なら、
別にトイレをしなくても、トイレと座席の間を往復して歩くだけでエコノミークラス症候群対策になるし。
窓側の席はトイレに立つ時に通路側の席の人にどいてもらわないといけないので、そう何度もトイレには行きにくい。
どう考えても通路側の方がメリットが大きい。
予約の際には通路側の座席を予約するのがおすすめ。
国内便などの短いフライトなら窓側でも問題ないので、景色はその時に見よう。
【まとめ】空の旅は寝て過ごそう
長時間フライトの対策をまとめると、
- フライト前日は徹夜で
- 着圧ソックスをはく
- 通路側の座席をえらぶ
━━俺はこの3つの対策で、アメリカへの10時間超えのフライトを余裕で乗り切ったので、最低限この対策だけはしておくべきだと思う。
ぶっちゃけ、前日に徹夜しといてフライト当日は寝るのが一番いいと思う。
フライトアテンダントは「空の旅をお楽しみください」なんて言うけど、エコノミークラスの空の旅なんて起きてても何も楽しくないから、とっとと寝た方がいい。