【2022年】買ってよかったもの10個

『ヘミングウェイで学ぶ英文法』は「小説好き+英語好き」の人には最高です!


 
実は僕、ヘミングウェイという作家が大好きなんですよ。
 
 
学生時代に『武器よさらば』を読んで、ラストの結末に泣いて以降、彼の作品を山ほど読みました。
 
 
ヘミングウェイ作品を愛する僕にとって、この『ヘミングウェイで学ぶ英文法』は、まさに天祐の書。
 
 
この本、ほんとにおすすめ(✖︎100)を繰り返して山びこにのせて叫びたいくらいなので、紹介します!

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1.『ヘミングウェイで学ぶ英文法』のいいところ

①小説的な英文がおもしろすぎる

ヘミングウェイには、『雨の中の猫』(Cat in the rain)という短編があります。
 
 
微妙な会話劇の中に、夫婦のすれ違いが隠されている名短編です。
 
 

「今のような髪型が好きなんだけどな」
 
「すごく飽きるのよ。少年みたいな髪型でいるのは、もううんざりなのよ」
 
「今、ものすごくかわいいけどね」

“I like it the way it is.”
 
“I get so tired of looking like a boy.”
 
“You look pretty damn nice.”

──この短い会話の中に、「夫婦」の本質っぽいなにかが隠れていると思いませんか?
 
 
僕が好きなのは、“You look pretty damn nice.”の「damn」の部分。
 

メモ
「damn」っていうのは、「くそ」とか「ちくしょう」とか、そんな感じの汚い言葉です。

 
この「damn」になにか、投げやりな感じ、お粗末な褒め言葉のような倦怠感を感じませんか?
 
 
日本語訳だけ見てもわからない、英文の微妙なニュアンスを教えてくれる本なのです。
 
英語訳と日本語訳を見比べると、翻訳の難しさが伝わります……。

 
この短編の楽しみ方も解説してくれているので、ぜひ読んでほしい。
 
 
英文法だけではなく、小説の楽しみ方も教えてくれるのがすごいのよ。

②そもそも小説の英文法解説本は少ない

英文法の参考書は山ほどありますが、小説の文章を例文にしてくわしい英文法の解説をしている参考書はそれほど多くないのです。
 
 
『英語で読む村上春樹』などの本はありますが、正直言って、肝心の文法の解説が弱い。

 
 
それに比べて、この『ヘミングウェイで学ぶ英文法』は解説が異常にくわしい。くわしすぎるくらい。
 

 
レイアウトがわかりやすくて、かなり好きです。読みやすい。
 
 

2.一つだけ欠点が

残念なことに一つだけ、欠点があります。
 
 
それは、

文法の解説が網羅的ではないことです。

 
大学入試や、英検などでは、「完了形・助動詞・不定詞・動名詞・分詞・関係詞・仮定法〜」などなど、網羅的に文法を勉強しないといけません。
 
 
しかし、この本だと英文法は網羅できません。
 
なので、入試対策や資格試験の勉強には向いてないかもですね。
 

【まとめ】小説好き+英語好きには最高の書

この『ヘミングウェイで学ぶ英文法』は、「小説好き+英語好き」という属性を持った僕みたいな人間には最高の書です。
 
 
僕はもともとヘミングウェイが好きだったので、この本が発売されてすぐに買って、没頭して読みこみました。
 

英文法の解説書を読みこむのは、受験生以来久しぶりの体験でした……。

 
ヘミングウェイは比較的一文一文が短く、文章構造もシンプルな英文なので、英文法初心者でも十分読めるはず。
 
 
今年発売された英文法の本だと、いちばんおすすめなので、あなたもぜひ!
 

 
 
・ありがたいことに、続編も出ました。他の作家も含めてシリーズ化してほしいもんです。

 
・と思ってたら、別の作家のシリーズも出ました! オスカーワイルドはイケメンすぎ。

 

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