【2022年】買ってよかったもの10個

炎上面接でまさか自分がクレーマーになってしまうとは【クレーマーになる人の心理】

先日、こんな動画を公開した。

半年前、IT企業へ転職活動していたときに受けた面接で、面接官の態度が悪かったことをきっかけに低レベルな言い争いをする面接になってしまった。

実は俺、この面接官に非常にムカついていて、面接が強制終了になった後に、クレーマーになってしまったんだ。面接では俺が99%悪かったにもかかわらず。


今日は俺がクレーマーになってしまった理由を語りつつ、クレーマーになる人の心理を追ってみよう。

タップできるもくじ

元クレーマー処理がクレーマーになる

この炎上面接を受けた後、腹立ちのおさまらない俺はこの会社にメッセージを送信した。

こんなメッセージだ。

俺が書いたこの文章からは、「冷静にブチギレてる感」が伝わってきて怖い。しかも録音したデータを武器としてチラ見せしてるのも怖い。半年前の俺、どうした。

実は俺は、もともと家電量販店で接客の仕事をしていたことがあり、クレーマー処理を毎日のようにやっていた。

その当時の俺は、

クレーマーになるとかどんだけヒマな無能なんだよ

と思っていた。


クレーマーになったところで客には何のメリットもない。お金がもらえるわけでもなければ、自分の貴重な時間が消費される。

それどころか、クレームを出した会社はクレームをきっかけに対応が改善されるので、メリットがあるのは会社だけだ。
個人がクレームを出しても、なんのメリットもない。

そんな俺が、なぜメリットのひとつもないクレーマーになってしまったのか。

その原因はおそらく、

プライドだろう。

面接官にバカにされたような態度を取られた俺は、プライドが傷ついた。
当時、転職活動中だったから無職で、プライドの拠り所がなかったという理由もある。

お前なあ、そんな接客して恥ずかしいと思わんのか?せやから最近の若者はアホなんや!土下座せい!!

家電量販店によく来るクレーマーはこんな感じだ。今でもよく覚えている。

俺が心の底から軽蔑していたこのクレーマーに、自分自身がなってしまった。



クレーマーは、だいたい自分のプライドが傷つけられたせいで怒っている。


たとえ一銭の得にもならなくても、いくらでも時間をかけてクレームを入れてくる。

クレーマーの最終目標は、謝罪を受けることにより自分の傷ついたプライドを回復することだ。


ちなみに、この俺のクレームに対して、この会社は丁寧な返信をしてくれた。

この謝罪によって、俺の傷ついたプライドは少しだけ回復した。

でも、やはり心のどこかに火が残っていて、ずっとモヤモヤしていたからこそ、今回Youtubeに動画をアップすることで心の供養をした。

クレーマーは絶対悪

改めて確認しておきたいけど、

クレーマーは絶対悪だ。

俺が炎上面接を受けたこの会社の場合、俺からクレームを受け取った担当者は、本来すべき仕事を後回しにしてまでクレーム処理の対応をしたはずだ。

本来なら、生産的な仕事ができたはずなのに、俺のクレームへの返信をすることで貴重な時間が奪われてしまった。

クレームはそもそも生産性がゼロ。GDPがむしろマイナスになるだろう。

一時期、「日本の経済が低迷している原因は、他人の足を引っ張りたがる日本人の国民性だ」という意見が取り上げられていた。

クレーマーは他人の足を引っ張りたがる奴の典型例で、社会悪であり絶対悪でしかない。

日本の製造業はそこそこ生産性が高いにもかかわらず、接客業をはじめとするサービス業が壊滅的なまでに生産性が低いのは、他人の足を引っ張りたがるクレーマーたちのせいだろう。

日本は労働人口のうち7割近くがサービス業に従事しているらしいけど、つまりそれだけ多くの人が日常的にクレーマーに攻撃されて、メンタルをすり減らして生産性を下げているのだろう。

日本人の7割がクレーマーの標的になるわけだ。

自分のプライドが傷つけられただけの理由で、他人の足を引っ張り、謝罪をさせることでサービス業の生産性を落とし、日本の国際競争力を下げ、どんどん日本をオワコンにする。

これこそが、日本にはびこるクレーマーたちの正体だ。

【まとめ】

この記事の内容をまとめると、こうなる。

  • 家電量販店でさんざんクレーム処理をしてきて、クレーマーを軽蔑していた俺が炎上面接でクレーマーになってしまった。

  • クレーマーが怒っている原因は、プライドが傷つけられたから。

  • クレーマーは日本のGDPを下げるだけの絶対悪。

クレーマーはとっとと絶滅すべきだけど、人間のつまらないプライドがある限りは絶滅しないだろう。

それにしても、あれほど憎んでいたクレーマーに自分がなってしまうとは……。
自分のことが少し嫌になる。

最後に、クレーマーになりやすい人間の特徴をあげておこう。
サービス業で働いてる人は、できるだけこういう人からは距離をとったほうがいい。

  • 中年以上の男女(特におっさん)
    ➡︎おっさんはプライドだけが異常成長している。

  • 無職、ニート
    ➡︎時間がありあまってる奴は、粘着質ストーカーになりやすい。
    (俺もこのパターンだった)

  • 人相が悪い
    ➡︎いくら差別的と言われようが、性格は顔にでる。クレーマーになる奴はだいたい顔でわかる。

それにしても、日本のクレーマー問題は深刻だ。

「お客様は神様だ」「おもてなし」みたいな考え方が広まると、お客様意識が肥大化するだけだから、とっとと「常識をわきまえない奴は客じゃない」というアメリカ式の接客が広まればいいのに。

そして、なにより、誰にでもクレーマーなる可能性があるということをぜひ伝えておきたい。


元クレーム処理の俺がクレーマーになってしまうんだ。
ミイラ取りがミイラになる世界では、何が起きてもおかしくない。

気に入ったらシェア
タップできるもくじ