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都会から田舎に引っ越して感じたカルチャーショック【若者は都会に住め】

転職のために大阪から熊本に引っ越して半年ほど経つんだけど、ここで都会と田舎の両方に住んで感じた違いをまとめてみたい。
 
 
結論を言うと、

若者は都会に住め。

やっぱり田舎は刺激がなさすぎる。
田舎は年をとってから落ち着いて暮らすべきところで、若いうちは都会に住むべきだと思う。
 
 
ちなみに俺は厳密には奈良県出身なんだけど、奈良と熊本だと「田舎VS田舎」になって比較しにくいので、大阪出身ということにさせてほしい。
大阪に住んで働いていたこともあるのでたぶんセーフ。
 

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大阪から熊本に引っ越して感じたこと

①田舎は無賃乗車が多い

一番衝撃的だったのは、

田舎では無賃乗車が横行しているということ。

いつもJRで出勤してるんだけど、降りる駅が無人駅なのをいいことに堂々と無賃乗車をしてる人がまあまあいる。

 
 
ゲートつきの改札口なら、切符を入れるかSuicaをタッチしない限りゲートが開かないので無賃乗車はむずかしい。
 
 
それが田舎だと、そもそもゲートつきの改札口がなかったりする。
その代わりにあるのが、ゲートのついてないこの簡易改札機。▼
 

 
Suicaをタッチするか、切符を回収箱に入れる仕組みになってるんだけど、支払わずにスルーしてもゲートが閉まるわけではないので、事実上、無賃乗車しようと思えばできてしまう。
 
 
実際、俺の観察したところでは、入場した駅でも出場した駅でも簡易改札機をスルーしてる人はよく見かける。
 
 
ただし磁気定期券を持ってる場合はピッとする必要も切符を入れる必要もないので、それで即無賃乗車確定とは言えないんだけど。
 
 
田舎の駅は、

バカ正直に電車賃を払う人が損をしているというモラルハザード状態になっているのだ。

正直、俺も無賃乗車してやろうとかと思ったんだけど、よく見ると無人駅とはいえ監視カメラがついてることが多い。
 
 
しかも、たまに無人駅のはずの駅の出口に駅員が立ってて、抜き打ちで検札を実施している場合があるので油断できない。
 
 
前に抜き打ち検札の時に無賃乗車がバレた人を見かけたんだけど、盗み聞きした感じ、倍の料金を払わされている感じだった。
抜き打ちの検札と監視カメラがあることを考えると、たかが数百円の交通費の節約のために無賃乗車のリスクを取るのは割に合わない。

ただ、やろうと思えば簡単に無賃乗車できてしまうのが、田舎の電車事情なんだ。
 
 
無賃乗車で取りこぼしてる電車賃を考えると、無人駅にもゲートつきの自動改札機を設置した方が安上がりだと思うんだけど、どうなんですかJRさん。
 
 
田舎の無賃乗車について詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

②歩くペースが遅い

田舎を歩いてると感じるんだけど、みんな歩くスピードが遅い。
 
 
大阪人はせっかちだからみんな早歩き。
大阪の難波や梅田なんかは、みんな歩く速度が速いのでゆっくり歩いてるとどんどん追い越される。
 
 
かくいう俺も歩くときはついつい早歩きしてしまう。
どうせなら速く歩いた方が運動になるし、頭の回転も速くなる気がするのよね。

③熊本弁が新鮮

「じゃ、行ってくるけん」
 
熊本では、語尾に「けん」をつける人が多い。
大阪では聞いたことがない。大阪だと「じゃ、行ってくるわ」としか言わないし。
 
 
「〜けん」は熊本だけじゃなくて、九州、四国などでも使われてるらしいんだけど、最初に聞いたときは新鮮だった。
 
 
みんな、けんけん言ってるのでおもしろい。
方言女子は可愛いみたいな風潮はよくわからなかったけど、たしかに「けんけん」言ってる女子を見るとなかなか心がざわつく。

④田舎でも電車は混む

「田舎なら人が少ないから、通勤ラッシュの時でもすいてるだろう」
 
──というのは間違い。
 
 
理由はかんたんで、

田舎は人も少ないけど、それに合わせて電車の本数も少なく、通勤ラッシュの時でも2両編成だったりするから。

大阪の通勤ラッシュ時だと、10両編成で4〜5分おきに電車が到着してたけど、熊本だと一本電車を逃すと次に来るのが20分後とかザラにある。
 
 
いくら田舎に人が少なくても、たったの2両編成では結局満員電車になってしまう。
 
 
田舎に行けば満員電車から逃れられる、というのは幻想だった。

⑤夜の街でイベントが起こらない

大阪市内は夜になると、得体の知れない客引きがあちこちに出現する。
 
 
変な店に連れてかれたりするので、けっこうおもしろいんだけど、熊本では夜になってもそういうイベントが起こらない。
もちろん熊本にも夜の盛り場はあるんだけど、大阪に比べるとブッとんでないし規模も小さい。
 
 
大阪はむしろ夜になると盛り上がるんだけど、熊本は夜になるとみんな寝てるんだろうか。
 
 
若者はだいたい、大卒は大卒同士、高卒は高卒同士でつるむ傾向にあって、自分の周りが似た者ばっかりなことも多い。
 
 
夜の街で出会う人は半グレスレスレの危ない人もいて、そういう人との出会いが人生の視野を広げたりする。特に若者にとっては。
 
 
でも田舎だと、それがない。
自分と正反対の人間と出会えるチャンスが少ない。
 
 
だから、若者は田舎ではなく都会に住むべきだと思う。
 
 
流行は都会から始まるし、ITが進んでるのも都会。
環境に適応する能力がある若いうちは都会で揉まれた方がいい。
 
 
田舎に住むのは、新しい環境に適応する能力が喪失してからでいい。

【まとめ】若者は都会に住め

田舎と都会にはいろいろ違いがあるんだけど、ぶっちゃけ、

どこに行っても日本語が通じる時点で、どの田舎に住むのも簡単だと思う。

海外だとまず言葉が通じないからハードルが高いんだけど、日本国内ならどこでも日本語が通じる。
 
 
海外移住に比べれば、国内移住なんて超イージー。
 
 
若いうちはどんどん興味の向かう先に引っ越せばいい。
飽きたらまたすぐ引っ越せばいい。
 
 
田舎では人口も就職口もイベントも少なすぎて、大きな失敗ができない。
都会に行って大失敗する経験をした方が後の人生の糧になるかなと。
 
 
結局のところ、田舎は老人の巣窟だ。
若者はなじめない。
 

参考文献

どんな本?
大阪人の実態について知りたい人はおすすめ。
 
大阪人は自分の話す関西弁にプライドを持っているめんどくさい生き物だということがわかる。
 
ちなみに大阪人と京都人は相性が悪いので、混ぜるな危険だ。
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