【2022年】買ってよかったもの10個

AKRacingから新発売されたEclairゲーミングチェアをアーロンチェアと比較レビューしたらアーロンチェアいらんなと思ってしまった

AKRacingといえば、黎明期からゲーミングチェアの市場を広げてきたブランドだ。

そんなゲーミングチェアの生みの親ともいえるAKRacingから出た新シリーズ、Eclair(エクレール)をレビューする好機に恵まれたので、超久しぶりにブログを更新した。
(テックウインド株式会社様より製品提供を受けました)

とはいえ、すでに俺はワーキングチェアの王様であるアーロンチェアを愛用している。

たとえ、高級ゲーミングチェアでもアーロンチェアに敵うはずない……。なんせアーロンチェアは25万円もするのだから……。と思ってたんだけど、だいぶ予想を裏切られたのでレビューしていきたい。

結論から言うと、25万円のアーロンチェアからたった5万円のゲーミングチェアに乗り換えたいと思ってしまった。

その理由も含めてレビューしたい。

タップできるもくじ

AKRacingの新シリーズ Eclair

Eclairシリーズの公式サイトはこちら。↓

あわせて読みたい
Eclair シリーズ 幅広いユーザーに適したホワイトベースモデルで、差し色にパステルトーンカラーを採用したインテリアに合わせやすいデザイン。

一見するところ、よくあるゲーミングチェア。見た目も他のゲーミングチェアと変わりないように見える。

というか、たぶんゲーミングチェアの形状は完成形の域に達している。
これ以上進化しようがないのかもしれない。
逆に言うと、変に冒険せずゲーミングチェアを買っておけば間違いないって話でもある。

想定売価は¥47,800(税込)。
ゲーミングチェアとしては高価な部類になる。

カラーバリエーションは4種類。

シリーズ名の「Eclair」はお菓子のエクレアと同じスペル。
ちなみに、エクレアはフランス語で「稲妻」の意味。


稲妻が落ちるのと同じくらい一瞬で食べられてしまうほど美味しいからという説があるらしい(たとえが下手すぎでは)。

せっかくのEclairシリーズ、稲妻にあやかってオレンジを選ぶのもいいかも。
俺はブルーを選んでしまったので、ブルーをレビューする。

組み立てが楽すぎる!

ゲーミングチェアは組み立てがめんどくさいものだと思っていた。

しかし、それは安い中華製のゲーミングチェア(1~2万円)の話。

Eclairゲーミングチェアはなんと、

ネジが3本しか入っていない。

組み立てが楽なのである。
アームレストは出荷時にすでに取付け済みなのも嬉しい。

その他の部品を合わせてもパーツの数が少ない。

中華製の安物ゲーミングチェアだと大量のネジを使って組み立てないといけないが、さすが高級ゲーミングチェアはユーザーに優しい。組み立ての労力を極限まで減らしてくれている。

金属部品を触って手が汚れるのを防止するための軍手が入っているのもポイント高い。
至れり尽くせり。

安物ゲーミングチェアと高級ゲーミングチェアの違いは、すでに組み立て段階から歴然と表れている。
やっぱ、長く使うチェアは高級なものに限るね。

ちなみに、直販サイトで追加コスト(5000~2万円)を払えば、組み立て済の状態で発送してもらうことも可能。
だが、上記で言ったようにめっちゃ組み立てが楽なので、自力で組み立てるのがおすすめ。

たぶん、女性一人でもそれほど問題ない。
俺の組み立て時間は30分ほどだった。

アーロンチェアより優れているかもしれない

アーロンチェアはワーキングチェアの王様で、それに座るユーザーも王様気分にさせてくれる最高級品だ。

アーロンチェアの価格は25万円ほど。対する今回のEclairゲーミングチェアは¥47,800(税込)。

価格が違いすぎて勝負にならんやろと思っていたんだけど、予想外に接戦した。

ハイバックチェアで休憩できる

アーロンチェアは背もたれが低い。

これは、「仕事に集中するにはハイバックの背もたれなど不要。正しい姿勢で仕事しろ。高い背もたれなんかあったら姿勢が悪くなるやろ」というアーロンチェアの設計思想だ。

俺もここ2年くらい、このアーロンチェアの設計思想に従って座ってきた。

疲れてきたな……と感じてもアーロンチェアは休憩などできない。


常に仕事に集中できるように設計されている。働け働けの社畜思想。
”ワーキング”チェアのゆえんである。

だが、このアーロンチェアの社畜思想、困ることも多い。たとえば以下。

  • 映画やYouTubeをダラダラ観たいときやゲームしたいとき、ダラけモードに切り替えにくい
  • 集中力が切れて休憩したいときは、アーロンチェアから立ち上がってソファやベッドに行くしかない

つまり、アーロンチェアは「集中して・正しい姿勢で・仕事をする」ためのチェアなのだ。

しかし人間がそんなに長時間集中できるはずがなく、集中力が切れたらリラックスしたい、でもアーロンチェアでは休憩にならないからソファかベッドに移動するしかない。

実は俺自身、ITエンジニアとして自宅で12時間以上連続で仕事をしていることがあるが、そんなに長時間アーロンチェアで集中できるはずもないので、頻繁にベッドに移動して小休憩を挟んでいる。

それがゲーミングチェアなら、背もたれが高い(ハイバック)なので、リラックスしながら仕事ができる。

リラックスしたいときは背もたれを倒し、集中したいときは背もたれを起こす。
これで、モードの切り替えがかんたんにできる。

ゲーミングチェアは「仕事用・ダラけ用」の1脚2役をそなえていると言っていい。

アーロンチェアは常に100%の集中力で仕事をするように設計されている。

対して、ゲーミングチェアは
①60%くらいの集中力で仕事をする
②100%のダラけモードでゲームをする


この2つのモードを背もたれの調整で簡単に切り替えられる。

チェア仕事モードリラックスモード特徴価格
アーロンチェア100% 集中0%(非対応)社畜向け約25万円
ゲーミングチェア60% 集中(背もたれ起こす)100% ダラけ(背もたれ倒す)一般人向け47,800円(税込み)

アーロンチェアが合計100%なのに対して、ゲーミングチェアは合計160%である。

総合点で考えれば、実はゲーミングチェアの方が優れているのかもしれない。

誰もが高いチェアを買えばいいというわけではなかったのだ。
アーロンチェアは最高級品だが人を選ぶ。チェア市場は摩訶不思議。

というか、俺はアーロンチェアを2年使っていて忘れかけていたが、やっぱゲーミングチェアの座り心地は非常にいい。身体全体を包みこんでくれる。

アーロンチェアは無理やり仕事姿勢にしてくる矯正チェアみたいなものなので、両者はぜんぜん違う。同じイスとは思えない。ほんとに

だが高級ゲーミングチェアでないと意味がない

じゃあ、1脚2役でコスパが良いゲーミングチェアを買いたい! という人はどんなゲーミングチェアでもいいのか? 

いいえそれは大間違い。

ゲーミングチェアはピンからキリまである公立中学校のような市場なので、安いものは1万円ほどのゲーミングチェアもある。

だが、俺の経験上、安物のゲーミングチェアはおすすめしない。

安物のゲーミングチェアは徹底的にコストを削減している。各パーツの耐久性も低いし、異音が鳴り始めるのも早い。中には保証期間がまったくないゲーミングチェアもある。


俺も、安物のゲーミングチェア(1万2000円で買った)を一時期使っていたが、使い始めて2ヶ月くらいで異音が止まらなくなり、背もたれが倒れたまま戻らなくなった。

安物とはいえ、さすがに2ヶ月で壊れるのは早すぎる。
組み立てもめんどくさい(高級ゲーミングチェアよりも組み立て工程もパーツも多い)ので、自分で組み立てた際にどこか組み立て方法を間違えていたのかもしれない。

組み立てのリスクを顧客になすりつけている点でも、やはり安物のゲーミングチェアはおすすめしない。

ということで、高価なゲーミングチェアがおすすめなわけだけど、その最低ラインが今回紹介したEclair ゲーミングチェアだと思う。

もっと高いゲーミングチェアはある。Eclair ゲーミングチェアはミドルレンジくらいの価格だが、各部品の耐久性はしっかりしているし、安物とはぜんぜん違う。この価格帯でも保証が5年間ついてるのもすごい。

すべてのゲーミングチェア購入希望者は、Eclair ゲーミングチェアの価格帯(5万円)を最低限のチョイスとして検討すべきだ。

これより安いゲーミングチェアは必ず行き過ぎたコストカットをしているので、後悔する可能性が高い。

「最低でもEclair」
これをゲーミングチェアを買うときの合言葉としてほしい。

以上が、アーロンチェアを愛用してきた俺から見たゲーミングチェアのレビュー。

アーロンチェアよりもEclair ゲーミングチェアが良いと思ってしまったのは予想外だったので、思わずレビューしてしまった。

良きゲーミングチェアライフを送ってほしい。「最低でもEclair」を唱えつつ。

AKRacing Eclairシリーズご購入はこちらから。

  • AKRacing公式直販サイト
あわせて読みたい
Eclair シリーズ 幅広いユーザーに適したホワイトベースモデルで、差し色にパステルトーンカラーを採用したインテリアに合わせやすいデザイン。
気に入ったらシェア
タップできるもくじ