映画って効率悪いですよね。
映画はだいたい2時間くらいありますし、その間はずっと画面の前に拘束されないといけません。
映画を見ながら読書出来たら最高じゃね?
──こう思いませんか?
今回は映画を見ながら読書する方法を紹介します。
1.映画を見ながら小説を読むのはムリ
映画を見ながら読書すると言っても、映画を見ながら小説を読むのは僕にはできません。
なぜなら、 映画も小説も物語だからです。
僕の経験上、人間は一度に一つの物語にしか集中できません。
コメディー映画を見て笑いながら、同時に悲劇の恋愛小説を読んで涙する──
なんてことは、なかなかできません。
2.映画を見ながら英単語帳を読むことはできる
映画と小説は両立できませんが、映画と英単語帳は両立できます。
なぜなら──
映画=物語
英単語帳=非物語
──だからです。
英単語帳は物語ではないので、いちいち深く考えずに読めますし、映画と違って感情移入する必要もありません。
基本的には映画に集中しつつ、たまに英単語帳を見て英単語を暗記する。
これはやってみるとわかりますが、けっこうできます。
⬆︎⬆︎⬆︎は、僕がふだん映画を見ながら英単語帳を暗記しているときの写真です。
パソコン画面の映画を見つつも、時々、英単語帳をチラ見して覚えるという感じです。
映画を見ながら、英単語も同時に暗記できるのですから、かなりコスパがいいし、時間あたりの生産性が高まります。
忙しい人はやってみる価値ありです!
(飛ばし読みOK)映画ってそんなに崇高なものか?
(ここは本筋から離れるので飛ばし読みOKです)
こんな方法を実践している僕を見ると、「お前は本当に映画好きなのか」と疑われそうです。
映画好きの人の中には──
「映画はワンシーンさえも見逃してはならないんだから、他のことをせずに映画に集中しろ!」
──と言う人もいそうです。
しかしですね……。
すべての映画がそこまで崇高なものでしょうか?
新しく作られる映画の数は、最近おそろしいほど増えています。
【ファクトフルネス】によると、新作映画はどんどん増え続けている。
どんな映画好きでも、すべての映画を見ることなんてできないな。。。 pic.twitter.com/uFCca2haRL
— つづるん (@tsuzuru_N) 2020年3月11日
これだけ映画の数が多いと、玉石混交になるのが当たり前です。
今作られているほとんどの映画が、「まあそこそこいい映画だけど、ワンシーンも見逃せないというほど傑作の映画でもない」というレベルの映画だと思います。
フツーのレベルの映画が増えています。間違いなく
なので、2時間の映画上映中、ずっとその「フツーのレベルの映画」にかかりきりになっているのは、時間がもったいないように思うのです。
まあ、これは僕の個人的意見なので、どうかお手柔らかに……。
3.英単語帳以外も可能か?
映画を見ながら英単語帳を暗記することが、意外と可能であることはわかっていただけたと思います。
では、英単語帳意外ならどうでしょうか?
小説がムリなことはさっきも言いましたが、では、新書やビジネス書ならどうか?
結論としては──
あまりおすすめできません。
新書やビジネス書は、英単語帳とは違って文脈があります。
映画のあらすじを追いながら、新書やビジネス書の文脈を追うのはけっこう難しいです(慣れたらいけそうですけどね)。
ただし、新書やビジネス書の目次を見て、「だいたいこんな内容が書かれている本なんだなー」と見当をつけておくことは、映画を見ながらでも可能なはずです。
僕は映画を見ながら、新書やビジネス書を読むことは苦手です。
【まとめ】この方法は応用可能
今回紹介した方法は、あなたのやりかた次第でいろいろ応用可能です。
映画じゃなくてもニュース映像でもいいですし、なにかのドキュメンタリー番組にしてもOKです。
英単語帳じゃなくて、フランス語の単語帳でもいいですし、漢字ドリルでもいいし、法学部生ならポケット六法でもかまいません。
人間は「物語+物語」には集中できないが、「物語+非物語」なら集中できる
──この原則さえ覚えておけば、あなたの好きなように応用できるはず。
なんか追い込み期の受験生がやるようなストイックな方法ですが、人間は何歳になっても学び続けないといけません。
効率的なインプットが可能になりますから、ぜひ試してみてください!