iPhoneのバッテリーはどんどん高性能になっていますが、やはりバッテリーはバッテリー。
長く使っていると必ず劣化します。
今回はお遊び企画です。
iPhoneの3機種を使って、バッテリー対決をしてみます!
用意したのはこの3機種!
今回用意したのは、iPhone4s・iPhoneSE・iPhone11proの3つです!
なんだこのラインナップ?と思うかもしれませんが、この3機種は僕が今まで使ってきた歴代iPhoneなんです。
思えば、初のiPhoneデビューとなったiPhone4を手に入れたときはまだ高校2年生でした……(遠い思い出)。
それぞれの機種の発売日は、
・iPhone4s 2011年
・iPhoneSE 2016年
・iPhone11pro 2019年
どのiPhoneも発売されてからすぐに買いました。
iPhone4sは5年も使っていたことになりますね。
(アップル公式の推奨使用期限は3年までらしいので、かなり長く使いました。お疲れ、iPhone4s)
せっかく3機種ともまだ手元にあるので、今回は僕の思い出の詰まったこの3機種で、バッテリー対決をしようと思います!
iPhone4sは発売から8年、iPhoneSEは3年、iPhone11proは4ヶ月ほど経っています。
iPhone4sのバッテリーはたぶんもうボロボロですが、がんばってもらいます。
iPhone11proは、まだバッテリーがほとんど劣化していないと思います。
ルール説明
ルールは簡単。
1回戦は、「充電にどれくらいかかるのか」対決です!
電池が完全にゼロになったこの3機種を並べて、同時に充電します。
先に充電が100%になったiPhoneくんの勝利です!
2回戦は、「最後まで充電がもつのはどれ?」対決です!
充電が100%になった3機種を並べて、同時に動画を再生します。
ずーっと動画を再生し続けて、最後まで充電がもったiPhoneくんの勝利です!
まあ、誰が勝つのかは簡単に予想できるよね…
1回戦 「充電にどれくらいかかるのか」対決
まず、充電にどれくらいかかるかを競います!
まず、バッテリーを完全に使い切った3機種を用意します。
全てのiPhoneにバッテリー切れのマークが出てますね!
ちなみにiPhone11proは高速充電も可能ですが、今回は通常充電で戦いにいどみます。
では、いきましょう。ヨーイ、ドンッ!
おーっと!充電開始からたったの2分で、iPhone11proの電源がつきました!
は、はええ…
これは予想以上の速さです!さすがiPhone史上初めて、「pro」という名前がついただけのことはある!
そして今度は、iPhoneSEの電源がつきました!
充電開始から53分後です!
53分でも早いんだけど、その間まったくiPhoneを操作できないのはやっぱり痛いですね…。
ちなみに、このときすでに、iPhone11proの充電はすでに50%をこえていました。
そして──
充電開始から2時間15分後、iPhone11proの充電が100%になりました!
おー、すごい!さすがiPhone11proは違うね!
iPhone4sくんは…?
そうだ、もはや忘れてました。
充電開始からずっと沈黙をたもってきたiPhone4sの電源がついたのは、充電開始から2時間24分後でした。
おっせー。
まあ、それだけバッテリーが極限にまで劣化しちゃってるんでしょうね……。
それにしても、iPhone11proの充電が100%になってはじめて、ようやくiPhone4sの電源がつくとは……。
結果まとめ
ちなみに、細かい結果は⬇︎⬇︎⬇︎にまとめました。
4s | SE | 11pro | |
電源つくまで | 2時間24分 | 53分 | 2分14秒 |
20% | 2時間53分 | 1時間27分 | 25分 |
50% | 3時間45分 | 1時間43分 | 58分 |
80% | 4時間27分 | 2時間9分 | 1時間28分 |
100% | 4時間58分 | 2時間28分 | 2時間15分 |
個人的に驚いたのが、iPhone11proとiPhoneSEが充電100%になるまでのトータル時間があまり変わらなかったこと。
電源がつくまでのスピードはiPhone11proのほうが圧倒的に早かったんですが……。
まあ、同じ100%でもiPhone11proのほうが超大容量のバッテリーを積んでるので、そのぶん充電に時間がかかったのかもしれませんね。
2回戦「最後まで充電がもつのはどれ?」対決
つづいて2回戦!
3種類のiPhoneに同時に動画をストリーミング再生させます。
こんなふうに。
今回は、youtubeのジブリの音楽メドレー動画をひたすら再生してもらいます。
(画面はずっとつけたまま。画面の明るさ、音量はMAXで対決します。)
ただし、iPhone4sだけはWiFi機能が故障していてストリーミング再生ができないので、たまたま本体に僕が保存していた映画をひたすら再生してもらいます。
では、いきましょう。
レッツ、スタートっ!
開始から18分で、はやくもiPhone4sのバッテリーは20%を切りました!
はやーっ!
そして、31分後にはiPhone4sのバッテリーは、あっけなく切れてしまいました……。
iPhone4sの画面には、敗北のうずまき模様が……。
ネットに接続せずに動画再生したので、もう少しバッテリーがもつかと思っていましたが、やはりダメでしたね。
iPhone4sのバッテリーは、もはやふつうの使用にも耐えられないようです。
さあ、つづいて、iPhoneSEの調子はどうでしょうか。
iPhoneSEは、開始から2時間42分後にバッテリー20%を切りました!
なかなか善戦していますね!
この時点でiPhone11proのバッテリーは、70%ほど。
50%ほどの差がついていますね。
そして、3時間43分後……。
iPhoneSE、永眠。
となりでは、まだiPhone11proが余裕の表情で動画を再生し続けていますが、ここでiPhoneSEは脱落。
とはいえ、ストリーミング再生で4時間近くもつわけですから、まだまだ現役でも使えそうですね、iPhoneSEは。
さあ、ここからが長かったです……。
ここから先はiPhone11proの独壇場です。
そろそろ日が暮れるし、音量MAXなので近所迷惑になりそう……。
iPhoneのバッテリーが長持ちすることでイライラした経験は初めてでした。
開始から5時間43分後で、ようやく20%になったものの、そこからの粘りが半端なく、
iPhone11proのバッテリーが切れたのは、11時間21分後でした。
iPhoneSEよりも、8時間近くバッテリーがもちました。
お疲れ、iPhone11pro……。
ちなみに、Apple公式サイトには、iPhone11proのバッテリーは「ストリーミング再生で最大11時間もつ」と書いてあります。
今回は、画面の明るさ音量ともにMAXで対決しましたし、このiPhone11proは購入から3ヶ月以上たっていたので、11時間よりは短くなるかな?と思っていました。
ところが、結果は11時間21分。
Appleの公式サイトの言うことに間違いはありませんでした!
Appleの言うことは全て正しいのだ…
結果まとめ
細かい結果は、さっきと同じようにまとめました。
4s | SE | 11pro | |
80% | ? | 31分 | 1時間35分 |
50% | 10分 | 1時間21分 | 4時間20分 |
20% | 18分 | 2時間42分 | 5時間43分 |
0% | 31分 | 3時間43分 | 11時間21分 |
iPhone4sの80%のところが「?」になっているのは、少し目を離したすきに、バッテリーが95%➡︎50%へと一気に下がっていたからです。
昔のiPhoneには、一気にバッテリーが下がることがよくあったんですよね……。
個人的に驚いたのは、iPhone11proが20%になってから、5時間以上ももったこと。
(ちなみに「低電力モード」はオンにしていません)
昔のiPhoneだと、「20%になったらすぐに充電しなきゃ!」という感じでしたが、iPhone11proならすぐに充電しなくてもよさそう。
あと5時間はもちますからね。
まとめ
今回はちょっとしたお遊び企画でしたが、iPhoneのバッテリーの進化の歴史を見ることができましたね!
iPhone4sはもはやまったく使い物になりませんが、iPhoneSEはまだ充分現役でも使用できるバッテリー性能をもっていました。
そしてなにより、iPhone11proのバッテリーが歴代最強であることもよくわかりました。
これから先、バッテリーがどんな進化をとげるかわかりませんが、いつか充電がまったく必要ないiPhoneが登場するかも……。
ということで、お遊び企画終了です。
読んでいただき、ありがとうございました。
これにて、解散っ!