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学生と新入社員はスクラップされないといけない

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「スクラップ・アンド・ビルド」(scrap and build)という言葉がありますよね。

元々あったものをぶっ壊して(スクラップ)、新しく作り変える(ビルド)という意味です。

古い時代遅れのものは完全にぶっ壊して、新しいものをつくろうじゃないか、という精神ですね。

実は俺は、学生と新入社員にこそ「スクラップ・アンド・ビルド」が必要だと思うのです。

どういうことか見ていきましょう。

 

1.学生は一度ぶっこわされないといけない

俺は大学時代、ゼミを担当してくださった教授に一度ぶっ壊されました。(スクラップされたということです。)

どういうことかというと──。

ある日、俺のプレゼンテーションを見た教授から、
「ぜんぜんできていない」「根本的に間違っている」「やり直しなさい」

と、容赦ないお叱りの言葉を受けたんですね。

内心では正直、「そこまで悪くないはずだろ」と思いましたし、ムカつきもしました。

ただ、大学という知的空間では「一度、はるか格上の知的レベルを誇る人間に、完膚無きまでに論破される」

という経験が大事なのです。

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ある程度のレベルの大学の学生だと、厳しい入試を突破しているので「自分は賢いんだ」というプライド(のようななにか)が生まれます。

自分は賢いと思っていたのに、教授にばっさりと一刀両断に論破されて壊されるのは気持ちいい体験ではありません。

でもですね…..。

学生は、一度はぶっ壊されておいたほうがいいんです。

自分の能力を過信したままでいると、自己中心的で高慢ちきな人間になってしまうからです。

一度、教授にコテンパンに壊されて、「あ、俺のレベルってまだまだなんだ。もっと上の世界があるんだ」

──と自分が井の中の蛙であったことに気づくのは、とっっっても大事なことなのです。

俺は教授にぶっ壊されることによって、「自分って大したことないんだな」と、謙虚な気持ちになりました。

教授に壊された(スクラップ)後、あらためてゼロから復習することによって(ビルド)、より完成度の高いプレゼンテーションが可能になったという経験は、俺にとって貴重なものでした。

能力というのは、一度壊されないと上昇しないものです。

一度壊されたくらいでつぶれてしまう個性なんて、個性とは言えません。

学生の人はぜひ、担当教授にスクラップされるという経験をしてみてください。

ずっと優しいままの教授というのは、あなたのためにならないので、ゼミを替えたほうがいいかもしれませんね。

まあ、実はその後、いろいろあって俺はゼミを途中でやめちゃったんですけどね……。

2.新入社員もスクラップ・アンド・ビルドあるのみ

俺は現在、新入社員として働いているのですが、けっこう先輩に叱られることがあるんですね。

ただ、そうやって叱ってくれる先輩は、意外と大事です。

自分をスクラップしてくれる人は大事にしないといけません。(もちろん、頭ごなしになんでもかんでも叱ってくる人からは遠ざかるべき)

新入社員だって、スクラップ・アンド・ビルドの繰り返しが大事だと思います。

先輩に怒られる、取引先から怒られる、成績が上がらない、恋人からフラれるなんていうのも、スクラップのうちの一つです。

人間、壊されれば壊されるほど強くなっていくと思うのですが、あなたはどう思いますか?

破壊は成長の第一歩です。

3.映画『シン・ゴジラ』の名言

ちなみに、映画『シン・ゴジラ』では、ゴジラに東京を焼け野原にされた後、登場人物がこんな名言をつぶやきます。

「スクラップ・アンド・ビルドでこの国はのし上がってきた」

シン・ゴジラ 映画 名言

第二次世界大戦で都市が焼け野原になっても、大震災で町ごと流されて消滅しても、日本はそのたびに立ち上がってきた……。

日本が不屈であることを示す名言ですが、これは国だけではなく個人にも当てはまりますね。

「スクラップ・アンド・ビルドで人間も成長していくのです。