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【レアバイト】高所恐怖症が看板屋のバイトをやってみた感想

看板屋 高所恐怖症 バイト
街中を歩いていると、大量の看板がありますよね。

当然ですが、あの看板を作ることを職業にしている人たちがいます。

それが、「看板屋」です。

 

実は僕、看板屋でアルバイトをしていたことがあります。

基本的に、看板屋から直接アルバイトを募集しているところは少ないので、ワーカーズプロという派遣会社経由で応募しました。

リンクは⬇︎⬇︎⬇︎

https://www.workers-syspro.com/

 

結論から言うと「高所恐怖症は看板屋のバイトやめとけ」ということです。

 

 

1.僕がバイトした看板屋について

僕がバイトしてた看板屋は、おっちゃんがほとんど一人で経営している会社でした。

昔から大工仕事をやっていたらしく、30代半ばで独立して、自分の看板屋を設立したのだそうです。

(以下、おっちゃんのことは、「師匠」と呼びます)

 

普段は一人でも十分な仕事量らしいのですが、その夏は強烈な台風が近畿地方を襲い、看板が風で吹き飛ばされたせいで、仕事量が増えたらしい。

そこで急きょアルバイトを募集。

そこに僕が応募したというわけ。

 

といってもあくまで短期のアルバイトなので、これから1ヶ月の間、週に2,3回来てくれみたいな感じでした。

大手の看板屋とは違い、師匠が個人で経営している会社ですから、その辺はすごい適当でした。

 

給料は全て日払いで、仕事が終わった時に現金でもらいました。

 

2.看板屋のバイトってどんなことをするの?

当然、短期のアルバイトですし、僕になんのスキルもないことは向こうだって理解してくれています。

なので、そんな難しいことはやらされません。

 

基本、雑用をやらされると思えばいいです。

 

作業に必要な機械や工具をトラックから持ってきたり、看板を一緒に運んだり、その他いろいろです。

個人的に難しいなと思ったのは、ネイルガンで釘を打つ作業。

 

看板屋

ネイルガンってただボタンを押せば、釘が刺さってくれるのかと思ってたんですが、意外と力が必要です。

ぐぐっと押し込むようにしないと、釘が刺さってくれません。

これだったら、普通にハンマーで釘打ったほうが早いんじゃないかと思ったことも……。

 

他にもいろんな細かい作業がありましたが、基本力仕事です。

師匠から指示を受けたことをやるという感じです。

 

3.高所恐怖症には看板屋のバイトはきつい

ここが一番大事なんですが、高所恐怖症には看板屋のバイトはきついです。

 

僕が看板屋のバイトで、唯一後悔したのはここです。

考えてみれば、看板ってほとんど高いところにあるもんね……。

それくらい予想できなかった僕もアホでした。

 

日によって現場が違うのですが、たまに5階くらいの高さにまで上がって作業することがあるんです。

5階くらいなら、そんなに怖くないんじゃないの?

いやいや、めっちゃ怖いです。

 

⬇︎⬇︎⬇︎のような高所作業車に乗って5階の高さにまで上がります。(小型のクレーン車みたいなやつ)

 

看板屋 バイト

 

写真と同じように、師匠と僕の二人で足場に乗って、5階の高さまで上がっていくのですが、これがめっちゃ怖いです。

 

なにせちょっと体を動かすだけで、足場がグラングラン動くんです。

風が吹くだけでも、グワングワン揺れます。

 

ちなみに師匠の高所作業車はもっと小型で、「二人乗り禁止」というステッカーが貼ってあったのですが、問答無用で二人乗りさせられましたね。

 

で、上に上がって何をするかというと──

5階の高さにある看板を撤去するんです。

撤去するには、グラインダーという工具を使って、少しずつ看板を支えている金属を切断していくわけです。

 

 

ただ、⬆︎⬆︎⬆︎の画像を見ていただくとわかりますが、火花が大量に飛び散るんです。

皮膚に火花が当たると一瞬めっちゃ熱いです。

火傷するほどではないのですが、なかなかこれが辛い。

 

5階の高さで、足場がグラグラ揺れる状況で、さらに追い討ちをかけるように、火花まで飛んでくるという三重苦。

当然、狭い足場なので、逃げ場はなし。

 

火花が目に入るとマジでヤバいので、目を背けていたら、

「おい、ちゃんとこっち見て支えとけ!」と怒られてしまう始末。

 

地獄やわ。

 

高所恐怖症は看板屋のバイトやめとけ。

Repeat after me.

高所恐怖症は看板屋のバイトやめとけ。 

4.とある1日の流れ

日によって1日の流れはバラバラなのですが、とある1日の流れを紹介します。

 

朝9時

駅で集合。

師匠がトラックでやってくるので、助手席に乗り込む。

 

そこから30分ほどトラックで移動し、現場へ向かう。

(移動時間も時給出るのはラッキー)

 

9時半

現場到着。

この日は、2階の高さにある看板を撤去して、新しい看板を設置するという作業。

トラックから降りて、必要な工具を地面に下ろし、近くのコンセントから電源を引いてきたり作業の準備を始めます。

 

10時

作業開始。

高所作業車に乗って、2階の高さまで上がります。

(2階くらいの高さなら、さすがの僕も怖くない)

 

グラインダーで看板を切断していきたいところですが、そのまま切断してしまうと、看板が地面に落下して、大惨事になってしまうので、

看板が落ちないようにロープで何重にも縛ります。

 (ロープで縛るのは僕の役目)

 

ロープで縛ったら、後は師匠がグラインダーを使って、看板を支える金属を切断していきます。

これがすごく長く時間かかります。

グラインダーといっても、斬鉄剣のようにスパッと切れるものではないので、根気のいる作業です。

全て切断するまで、余裕で2時間かかりました。

 

12時

休憩。

近くのコンビニで弁当買ってきて、駐車場に座って師匠と二人で昼ごはん。

師匠はそんなにおしゃべりではないのですが、飯を食うときはよく喋るタイプでした。

正直言うと、昼飯くらいおごって欲しかったが、まあそれはしゃあないか。

 

13時 

切断した看板を慎重に地面に下ろします。

これも時間のかかる作業。

大きい看板なので、小分けに切断して、地面に下ろします。

 

切断した看板はトラックに持って帰って積み込みます。

師匠曰く、金属は高値で売れるので持って帰るらしいです。

勝手に持って帰っていいのか知らんけど……。

 

14時

看板撤去完了。

新しい看板を設置。

 

ここからは、新しい看板を設置する作業です。

看板自体は師匠があらかじめ作ってきているので、後はそれを設置するだけ。

 

新しい看板は、ジグソーパズルのようにいくつかのピースに分かれているので、それを上に持っていってつなぎ合わせるという感じ。

 

新しい看板の設置は、特に慎重にやらないといけません。

ミリ単位の作業になります。

ちょっとでもずれると、やり直しです。

 

まあ、この時間になると師匠も疲れてきてて、ちょっとズレてもまあOKみたいな感じになってましたが……。

 

16時

作業終了。

新しい看板の設置完了。

先方に作業が完了したことを伝え、工具を全て片付けてトラックに積み込んで終了。

 

またトラックで、駅まで戻ります。

その途中で、給料を現金でもらいます。

 

17時

駅に到着。解散。

お疲れ様でした。

給料はいくら?

今日の作業は9時〜17時。

時給は1000円。

1時間昼休憩をとりましたが、休憩中も時給が出るので、

今日の日給は8000円でした。

給料の面では悪くないですね。

ただ交通費が出なかったのは微妙かも。

 

まとめ

看板屋のバイトってこんな感じです。

僕は1ヶ月という短期のバイトだったので、簡単な作業しか任せられておらず、看板屋の全貌はわかりませんが、

1つ確かに言えることは、高所恐怖症には務まらない仕事だということ。

 

特に明確な理由がない限り、好奇心で看板屋のバイトをやるのはおすすめできません!

もっと楽なバイトはありますからね。

 

最後に、印象に残った師匠の言葉を紹介します。

師匠「俺は画家になりたかったんや。看板屋になれば、好きな絵がたくさん書けると思ったけど、実際には絵じゃなくて文字ばっかり書かされる。まあ、人生ってこんなもんやわな」

 

なぜかこの言葉が、印象に残りました。

人生ってそんなものなのでしょうか。

 

みなさんも、街の看板を見たときには、それを作っている人がいるということに思いをめぐらせていただきたいです。

読んでくれてありがとうございました!