iPhoneを信頼しすぎていると、いざという時にヤバイことになります。
いや、別にiPhoneをことさら批判するわけでも、Apple信者をバカにするわけでもないんです。
ただ、機械である以上、さけられないもの……それは……。
フリーズ
です。
家にいるときにフリーズするならまだましですが、大事なときにフリーズされると、「泣き」を見ることになります。
今回は、その「泣き」についてお話します。
タップできるもくじ
1.電子マネー依存の僕
僕は最近、電子マネーばっかり使ってまして、改札を通る時もiPhoneのApple Payを利用して「モバイルSuica」をピピっとかざして通るんです。
iPhoneには他にも、IDやQUICPayなどの電子マネーを入れていまして、これが多くの店舗で使えるんです。
(たまーにチェーン店のくせに、どっちも使えない店舗があったりしますが。サイゼリヤとか。)
「もはや現金なんかいらんやん!」と早合点した僕は、荷物を減らすために現金を持ち歩かなくなっていました。(⬅︎ここ伏線)
まだ気づいていなかったんですね、このときは。
iPhoneが、わりとかんたんにフリーズすることに。
2.駅の中でフリーズ
いつも通り、電子マネーで改札を通った後のこと。
電車内に座って、iPhoneをポチポチいじっていると……。
フリーズしたんです。
いや、僕ではなく、iPhoneが。
実は、iPhoneがフリーズするのは、前回にも経験があって……
なんかiPhone11proがフリーズしたぞ…… pic.twitter.com/lL0QdsG20p
— つづるん (@tsuzuru_N) January 19, 2020
僕のiPhoneだけかもしれませんが、コントロールセンターを開くと、なぜかたまーにフリーズするんですよ。
フリーズすると画面が固まってしまって、いくらタップしても反応せず、電源を落とすこともできず、なす術なしなのです。
電車の中でこれは最悪です。
しかも、今から出かけるというのに……。
「まあ、いいや。他にiPad持ってるし、それでネットサーフィンしよ」
しかし、到着駅の改札口の前まで行った瞬間、ようやく気づきました。
iPhoneフリーズしてたら、電子マネー決済できない!
ガクッ バタン
行きは電子マネー払いで、帰りは現金払いなんていうハイブリッドなやり方が許されるのだろうか……?
いや、よく考えたら、現金すら持っていない。
どうやって、改札を出ればいいんだ……。
3.解決策をしぼり出す
いろいろ解決策を考えました。
候補は以下の通り。
①iPadで支払う
幸いにも、ちゃんと使えるiPadを持っている。
iPadでなんとか電子マネー決済できないか?
いや、しかし、「iPadで電子マネー決済なんて大きすぎて不便だから」と思ったので、モバイルSuicaをiPadに登録していない。
ゆえに、iPadで電子マネー決済はできない。
却下。
②駅員さんに正直に話す
もう、駅員さんに正直に話せばいいんじゃないか。
事情を話せばわかってくれそうだし、過去にもきっと同じようにiPhoneがフリーズして電車賃を決済できなくなった人がいただろうし。
ただ、朝のラッシュ・アワーだし、駅員も殺気立っていて、ウェルカムな雰囲気ではない。
しかも、生来の人見知り属性が発動して、駅員さんに話しかけるのはハードルが高い。
とりあえず今は却下。
③改札を飛び越える
アクション映画なら、改札を飛び越えても主人公パワーで逃げきれる。
いや、あほか。無賃乗車で捕まるわ。
却下。
④あきらめて駅内のトイレにこもって、翌朝を待つ
却下。
⑤iPhoneを再起動させる
これだ。
これがいちばん、現実的な解決策だし、誰にも迷惑をかけずにすむ。
再起動すれば、iPhoneがまた正常に使えるようになるはずだ!
4.駅内に鳴り響く警告音
「iPhoneの再起動って、どうやるんだっけ?」
再起動の方法が分からない僕は、とりあえず電源ボタンと音量ボタンを長押ししました。
すると……。
再起動ではなく、大音量の警告音が流れ出したのです。
このiPhoneのSOS機能さ
最初ポケット入れてたら急に発動し始めて、僕のポケットの中で誰かジャンプしたのかと思ったよ。
怖い怖い pic.twitter.com/oR4cr7HwGK— ビアンコ (@teitaion01) December 3, 2017
どうやら、電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しすると、自動で110番通報してくれるというSOS機能があるらしく、
その際に⬆︎⬆︎⬆︎みたいな、どでかい警告音が鳴るのです。
この警告音のせいで、周囲から「ギョッ」っという視線を浴びせられたのは、恥ずかしかったっすねぇ……。
さっきの画面の上の「スライドで電源オフ」のボタンをスライドすればええやないか。
──との意見があるかもしれませんが、フリーズしてタップができなくなっているので、これもできないのです。
ポケットに入れるときとかに、警告音が鳴って恥ずかしい思いをする被害者が続出しているので、iPhoneをお使いの人は気をつけて!
誤作動が怖い人は、オフにしておきましょう。
5.強制再起動させる方法
タップがまったく効かないので、「電源ボタン」「音量ボタン」などの物理ボタンを使って、iPhoneを再起動させるしかありません。
しかし、そんな方法があるのだろうか……あります。(秒速)
ていうか、だいぶ前に自分で書いて記事にしていました。

iPhoneを強制再起動させるには、
・そして②の音量ボタンを1回だけ押す。
・最後にサイドボタン(電源ボタン)を5秒くらい長押しする。
──これで、めでたくiPhoneは再起動して、いつも通り使えるようになりました。
ただ、この強制再起動方法、ちょっとややこしいですよね。
「音量ボタンをそれぞれ一回だけ押して、電源ボタンを5秒間長押し」なんて、知らないと思いつきません。
iPhoneがフリーズしたら、ググってこの方法を調べることもできないわけですから、
できればこの方法は暗記しておいた方がいいです。
(僕は、iPadで駅のフリーWi-Fiを使って、自分の記事をググってこの方法を調べました)
まとめ|やはり現金も持っておくべき
電子マネーが便利すぎて、現金を持ち歩かないという人も最近は多いかもしれませんが、
iPhoneはわりとかんたんにフリーズしますし、壊れます。
そういう時は、iPhoneに設定している電子マネーもろとも使えなくなるので、決済手段を失って困ることになります。
実体をもたない電子マネーには、こういう決定的な弱点があるのです。
今回のことで僕も痛感しました。
電子マネーを100%信頼するのは危険なので、
ぜひ、あなたも今回の事件を反面教師にしてほしいと思います。
やはり現金決済には安心感があるなあー、と思う今日この頃です。
ついでに映画紹介
ちなみに、『フローズン・タイム』という映画があって、この映画では突如、時間がフリーズします。
時間が止まるシリーズのよくある映画ですが、これはなかなか芸術的でよくできています。
フリーズつながりで思い出した映画です。ただそれだけ。
最後まで読んでくださってありがとうございました!