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【書評】2021年7月発売のおすすめビジネス書3冊


 
こんにちは、タロンです。
 
 
 
7月はついにオリンピックが始まりました。
個人的には完全中止だと思っていたので、開催されることにびっくり。
 
 
オリンピックが始まるやいなや、オリンピックに反対していた人の声がだいぶ薄れ、「オリンピックおもしろい!」のムード一色になってしまいました。
 
 
僕もスポーツを見ていること自体は楽しいのですが、果たしてオリンピックという夢が覚めた後は、どうなるのだろう……。
 
 
では、今回も7月の新刊を3冊紹介しましょう。
 

1.【書評】2021年7月発売のおすすめビジネス書3冊

①人生ミスっても自殺しないで、旅

 
なんと刺激的なタイトル。
発売された瞬間に読んでしまいました。
 

人生ミスったら、自殺しなければならない。

そう信じて夢破れた男が、全財産40万円を持って出かけたヨーロッパひとり旅の旅行記です。
 
 
大学卒業後、7年間ひたすら自宅にひきこもって小説を書いていた著者。
 
 
そんな彼が「死ぬ気で」ヨーロッパの一人旅に出発したのです。そんな旅行記がおもしろくならないはずがない。
 
 
その予想通り、めちゃくちゃにおもしろかった。
やっぱ旅行記ってすげーわ。
 
 
著者は、ウィトゲンシュタインという難解な哲学者を研究しているらしく、本書にも彼に影響を受けたらしい文章が随所に出てきます。
 
 
ウィトゲンシュタインの名前を知らなくても、

語りえぬものについては、沈黙しなければならない。

──という彼の名言は聞いたことのある人が多いはず。
 
 
ただし、ウィトゲンシュタインは超難しいので、下手に手を出さない方がいいかもしれません。
 

 
もちろん、本書では「沈黙」することなく、著者が死ぬ覚悟で行ったヨーロッパ一人旅が雄弁に語られていますので、ご心配なく。
 
 


 

②無理ゲー社会

 
超少子高齢社会・何兆円もの借金を抱えた日本政府・いまだ高度経済成長期の夢を捨てきれないオヤジたち・自分だけが逃げ切ればいいと思って若者に負債を負わせる高齢政治家たち。
 
 
こんなセーブデータを途中からプレイさせられている僕たち若者の人生ゲームは、完全に「無理ゲー」ですね。
 
 
本書は、そんな若者にとっては無理ゲーな日本を分析しています。
 
 
読んでいて非常に暗い気分になる本ですが、この無理ゲーを攻略する方法も見つかるかもしれません。
無理ゲー日本の残酷なファクトを知りたい人にはおすすめの本。
 


 

③プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

 
今って、できあがった商品に大して差がないですよね。
 
 
たとえば、ユニクロのようなファストファッションでも有名ブランドでも、服としての質はあまり変わりません。
 

だから、僕はいつもユニクロで服を買う。
 
それに、『芸能人格付けチェック』というお正月の定番番組では、1本数万円の高級ワインと、数百円のコンビニワインを飲み比べたりしますが、けっこうみなさん間違えたりしますよね。
 
 
ほら、やっぱり高級ワインだろうが安物ワインだろうが、言われなければ分からないくらい差がないんですよ。
 
 
こんな時代では、出来上がった制作物ではなくて、
それを作る過程を公開してしまおう。
──これが、プロセスエコノミーです。
 
 
漫画家なら、漫画を描く過程を。
料理人なら、料理をする過程を。
小説家なら、原稿を書く過程を、YouTubeでライブ配信すれば、共感した視聴者から投げ銭をもらえるかもしれません。
 
 
なにより、クリエイターの孤独を和らげてくれるのがいちばんのメリットでしょう。
 
 
現代の商品の価値が変わりつつあることを示しているのが、本書です。
 


 

2.いちばんおもしろかったのは?

今回、いちばんおもしろかったのは、『人生ミスっても自殺しないで、旅』ですね。
 

 
哲学的な旅行エッセイとして楽しく読めました。
 
 
「自殺」というワードが頻繁に出てきますが、別にそれほど暗くなる本ではありません。むしろ僕は明るくなった。
 
 
旅行記を読むのが好きな人は、ぜったいおすすめです。
 
 
 
以上! タロン(@shin_taron)でした。
 
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
 

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