こんにちは、タロン(@shin_taron)です。
前回の記事に引き続き、今回も8月発売のおすすめビジネス書を3冊紹介します。
今回はやや異質なピンク本が混じってますが、ご容赦くださいませ……。
2020年8月発売のおすすめビジネス書3選
①JOJO『世界の女が僕を待っている』
書店にピンク色のけばけばしい本が置いてあったので、つい買ってしまった……。
買うのは恥ずかしかったけど、世界各国の性産業の実態が書かれていておもしろい。
おもしろかったのは、
・世界最高の風俗である、ドイツの「FKK」
・未承認国家「沿ドニエストル」の、旅行者には知られていない隠れた風俗
・アメリカの乱行祭り「バーニングマン」
扱っている国は以下の通り。▼

ヨーロッパが多めで、アフリカ、南米もちらほら紹介されています。
で、いちばん残念だったのは、
イスラム教の国は性が抑圧されていて、まだまだ保守的ですね……。
ま、僕自身、「風俗に行きたい」とはぜんぜん思わんのですが、風俗は立派な文化の一つなので、興味はあります。
けっこうきわどい写真や、明らかに隠し撮りしたであろう写真ものっていて、かなりリアルです。
海外の風俗にGO!する人は、ぜひ旅のお供に読んでみてはどうでしょう?
ちょっとした気の迷いで買ってしまった……。
『世界の女が僕を待っている』 pic.twitter.com/4bxWx5RoL7— タロン@本読み (@shin_taron) September 22, 2020
②杉本貴司『ネット興亡記』
ネット時代の覇者たちの栄光や没落を追ったノンフィクション本です。
これは、文句なしの傑作です!
成功者と失敗者を分けるのって、ほとんど「偶然」ですよね。
もう少し違う手を打っていたら、今ごろは「億り人」になっていただろうに……。
僕がおもしろかったのは、以下の章です。▼
・サイバーエージェントの藤田晋➡︎第一章「いつか全員黙らせたくて」
・iモードの大失敗➡︎第三章「iモード戦記」
・Amazonの支配➡︎第6章「アマゾン日本上陸」
・ホリエモン逮捕とライブドアの真相➡︎第八章「ライブドア、迫る破滅の足音」
・東日本大震災で生まれたLINE➡︎第10章「逆襲のLINE」
・メルカリ創業者の凡人哲学➡︎第11章「メルカリ創業者の長い旅」
──この章は、文句なしにおもしろかった。
いちばん教訓になるのは、やはり「iモード」の大失敗でしょうね。
「iモード」は、グーグルと提携するチャンスがあったそうですが、そのチャンスをみすみす逃したそうです。
グーグルと提携できていたら、今でも生き残っていたかもしれないのに……。
ネット世界での生き死にを分けるのは、一瞬の判断ミスです。
『ネット興亡記』、傑作本です。
分厚いビジネス書を一冊。『ネット興亡記』
・サイバーエージェントの藤田晋
・ホリエモンとライブドア
・メルカリ創業者山田進太郎などの成功者のエピソード満載。
これは力作ですね。ドラマ化も納得の読み応えでした💡 pic.twitter.com/gqqj2J3Gs4
— タロン@本読み (@shin_taron) September 20, 2020
③佐俣アンリ『僕は君の「熱」に投資しよう』
ベンチャーキャピタリストの佐俣アンリの熱血モチベーション本です。
著者はこれが処女作らしいですが、めちゃくちゃにやる気の出る本です。
起業家は新しい車を作る。投資家はその車に入れるためのガソリンを調達してくる。そして起業家と投資家は同じ車に乗って旅に出る。
──という僕好みの比喩があって、企業家と投資家がコインの裏表の存在なのだとわかります。
ぶっちゃけ、自己啓発本はバカにされがちですが、自己啓発本は今日のやる気を引き出す栄養剤みたいなものなので、モチベーションアップのためには便利です。
なにか新しいことにチャレンジしたい人にが読めば、やる気アップボタンを押してもらえますよ!
『僕は君の「熱」に投資しよう』
久々の自己啓発本。「下のエスカレーターで努力してもムダ。場所をえらぶのが大事」という言葉にハッとさせられる。
やる気アップのモチベーション本💡 pic.twitter.com/xSorBfVOfl
— タロン@本読み (@shin_taron) September 17, 2020
いちばんおもしろかったのは?
いちばんおもしろかったのは、『ネット興亡記』ですね。
いや、この本、もはやノンフィクションどころか歴史書ですね。
生まれた頃から当たり前にネットがあった僕らデジタルネイティブ世代にはわかりにくいですが、ネット登場の激変期はまさに「戦国時代」です。
歴史が好きな僕には、どストライクのホームラン本でした。
こんな本、もっと読みたい……。
以上! タロン(@shin_taron)でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!