こんにちは、タロンです。
「読書の秋」ということで、今月発売のおすすめビジネス書を3冊紹介していきます!
タップできるもくじ
1.2020年11月発売のおすすめビジネス書3冊
①オードリー・タン 自由への手紙
オードリー・タンは、35歳の若さで台湾のデジタル担当閣僚になっている有名人です。
本書ではこう書かれています。
2度の思春期を迎えた後、「男か女か」と言う二者択一的な考え方は私の中から消えました。
━━オードリー・タンは、女性でも男性でもなく、恋愛の対象はホモ・サピエンスだそうです。
つまり、「性的な区別がない」ということなんですかね?
いずれにせよ、まだまだLGBTに対して偏見が強い日本から見ると、すごく進歩的ですよね。
ちなみに、彼/彼女は、デジタル担当閣僚でありながら、指でスクロールできない2つ折りの携帯を使っているそうです。
なぜかというと、
━━ということらしいです。
オードリー・タン『自由への手紙』
台湾最年少のデジタル大臣のインタビュー集。
彼/彼女は、男性でも女性でもなく、恋愛の対象はホモ・サピエンスだそうです。
日本のデジタル大臣とは違いすぎる天才ですね💡 pic.twitter.com/iXYmTs9VBZ
— タロン@本読み (@shin_taron) December 4, 2020
②グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
これ、すごく恐ろしい本で、タイトルにある通り、
━━という本なのです。
・第2章では、企業のリセット
・第3章では、個人のリセット
特に、第3章の個人のリセットの話では、コロナウイルスをきっかけに、世界中の人々のメンタルが急激に悪化していることが述べられています。
日本でも有名人の自殺(志村けん・三浦春馬・竹内結子など)がたくさん起こりましたし、日本人も精神の危機が来ているのかもしれません。
メンタル対策については、本書のP245〜で語られているので、そこだけでも読むのがおすすめです。
『グレート・リセット』
海外目線から見ると、日本のコロナウイルス対策は成功の部類に入っているという文章がおもしろい。
たしかに、コロナウイルス対策に限っては、欧米は成功していない気がするしね。 pic.twitter.com/OzYSVzbxPs
— タロン@本読み (@shin_taron) December 11, 2020
③叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」
2ちゃんねるの創設者として有名なひろゆきの最新本です。
「子供の学歴は親の収入で決まる」など、まさに世間から叩かれそうな不愉快な事実がたくさん書かれています。
僕としては、本書で紹介されていた、ハーバード大学とプリンストン大学が共同で行った実験が衝撃的でした。
ショッピングモールに買い物に来ていた人たちに「あなたの車に不具合が起きている」と修理にお金がかかることを伝えた後で、知能テストを受けさせる。
➡︎この場合、工面するかどうか検討しなければならない金額は150ドルなので、決して高い値段ではない。
2度目は、「あなたの車の修理に3000ドルほどかかります。ただし、自動車保険が適用されて負担半額で済みます。修理しますか?それとも様子を見ますか?」とたずねる。
➡︎この場合、工面するかどうか検討しなければならない金額は1500ドルなので、かなり高い値段になる。
➡︎2度目の質問をたずねた後で知能テストを行うと、富裕層は変化がなかったものの貧困層の成績は著しく低下した。
この実験結果からわかる残酷な事実は、つまりこうです。
お金のことで頭がいっぱいになっていると判断力が弱り、損をしやすい。
つまり、貧乏であるがゆえに間違った判断をしがちだということ。貧乏な人は、貧乏であることが理由でどんどん貧乏になっていく。
━━うーん。胸糞悪い結果ですね……。
世間には、お金がなくて判断力が弱っている人たちを狙い撃ちにしたビジネスがたくさんあります。
僕は貧乏自体が悪いとは思わないのですが、だまされない程度のお金は持っておきたいな……と思ってしまうのでした。
ひろゆき『叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実』
名言「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」について本人が語ってた。 pic.twitter.com/qRXJPch63J
— タロン@本読み (@shin_taron) December 15, 2020
そういえば、ひろゆきがこんなツイートをしてましたね。▼
「換気が悪く、密集する空間、不特定多数の人が接触する場所」の厚労省発表の例:
・スポーツジムや屋形船
・ビュッフェスタイルの会食
・雀荘
・スキーのゲストハウス
・密閉された仮設テント「満員電車」って絶対言わないけど、罰ゲームでもあるの?
ヴォルデモート?https://t.co/LurMURAXOL— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) March 1, 2020
コロナに感染する可能性の高い場所として「満員電車」を挙げてしまうと、経済活動に支障が出るから誰も言わないようにしていたんでしょうね……。
こういう「言わぬが花」という暗黙の了解を、ひろゆきはぶち破ってくれるので見てて気持ちいいですね。
★ひろゆきの著作についてはこちらもどうぞ。▼
論破王ひろゆきのおすすめ本ランキング5冊+α3冊
2.いちばん気に入った一冊は?
今月、いちばん気に入ったのは、『オードリー・タン 自由への手紙』でした。
男性/女性どちらでもないという生き方は、これからの未来、当たり前になるかもしれません。
オードリー・タンには、他にも著作がたくさんあるみたいですし、そちらも追って読んでみたいと思います。
以上! タロン(@shin_taron)でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!