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男は女を見ていない『アンドロイドレディのキスは甘いのか』感想

アンドロイドレディのキスは甘いのか

男にとって、アンドロイドレディのキスは甘いのだろうか?

男は、ただのプラスチックの人形にも愛を感じるのだろうか?

この本の結論からすると、「感じる」らしい。

1.男性脳は女性を自分の体の一部だと感じてしまう

空間認識能力の高い男性は、愛するバイクや車などのメカを自分の体の一部のように感じる。
まるで神経がつながっているかのように。

男が妻を愛すると、妻も自分の体の一部のように感じてしまうらしい。

わざわざ自分の右手を褒めたりすることがないように、男は妻を褒め続けたりしないのだ。

女性からすると、男性からの褒め言葉はなくてはならない愛の証明だが、男にはそれができない。

だが、妻に先立たれると、夫は自分の体の一部がなくなったかのように弱って死んでしまう……。

2.男性脳は女性の顔なんて見ていない

女性脳は、ものの表面を広範囲に見て、小さい変化を見逃さないので、男の顔を瞬時にこまかいところまで把握するらしい。



一方、男性脳は、女性の顔のいくつかのポイントを注視し、それを勝手につなげて全体像を描く。

なので、男性の女性に対する顔の評価は甘い。
唇、目尻、髪の3つがよければ全体も「グッド」と評価する。

要するに、男性は女性の顔を抽象的に判断するということだ。

男性は愛する人の顔を、細かいところまで見ていない。

なので、アンドロイドレディであっても、人間の形をしてさえいれば、あとは「唇がセクシーで、目が可愛らしく、髪がキレイ」であれば、男は真剣に愛することができる。

男はつくりもののアンドロイドレディであっても、真剣に愛することができるほどの妄想力を持っている。



──というのが、この本のざっくりとした要約です。

3.僕の感想

男である僕から言わせてもらうと、「男は女性の顔なんて細かく見ていない」というのは大当たりですね。

よく姉から「メイク変えたんやけど、どう?」と聞かれますが、どこが違うのか分かったためしがありません。

ただ、勘違いしないでほしいんですが、女性の顔が覚えられないというわけではないんです。

女性の顔はふつうに覚えられます。
でもチークの濃さがどうだとか、つけまつ毛変えたとか言われても、それは分からない。

──つまり、だいたいの顔の雰囲気は覚えているけど、細かい点は見ていないということですね。

男から見た女性はみんなのっぺらぼう?

これは僕のぶっとんだ意見なんですが、男が見る女性の顔はのっぺらぼうなのかもしれません。

アンドロイドレディのキスは甘いのか

男は女性の細かい顔のパーツを見ていないので、自分の妄想力さえあれば、自由に「書き換える」ことができます。

まるで白いキャンバスに好きな絵を描くように、女性の顔を妄想の中でのっぺらぼうにして、好きなように自分の理想の顔を生み出せるのではないか。

もしかすると、あなたの彼氏や夫は、ありのままのあなたを見ているのではなく、「妄想の中で作り上げたフィクションのあなた」を見ているのかもしれない。

女性はありのままの男性の顔を見る。
男性は妄想上の女性の顔を見る。

「女性は現実的。男性は幻想的」という言葉は、このへんに根があるのかもしれない。