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東日本大震災で僕が後悔していること

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グーグルといえば、わからないことを調べる時に使う定番ツール。

ふだんはあまり気にしないけど、グーグルは災害時には命よりも大事な情報を与えてくれる生命線になる。

2011年の大震災でも、グーグルは地震発生から1時間46分後に安否情報確認サービス「person finder」という特設サイトを始動させた。

Googleの迅速な動きによって救われた命もたくさんあったに違いない。

グーグルは、災害時や戦争時には瞬時に情報を整理し、命を守るための情報を提示してくれる。

そういう意味でグーグルは、対応の遅い国内政府や国連よりも、はるかに人命救助に貢献しているかもしれない。

東日本大震災で僕はなにもしなかった

東日本大震災が起こった時、関西在住の僕はなにしてたっけ。そうだ、テレビのお笑い番組を見ていた。

まだ中学生だったから仕方ないけど、流れてくる津波の映像をただぽかんとして見ていた。

なんとなく大変なことが起こっているんだなとは思っていたけど、東日本の人たちを助けてあげられないかという考えはみじんもなかったと思う。

中学生なんてまだ、自分の周囲数キロメートルのことしか考えないものだ。



東日本なんて行ったこともなかったし、遠く離れた自分ができることはなにもないと思っていた。

この本を読むと、それが間違いだったことが分かる。

僕にもできることはあったのに

被災地から遠く離れた僕に、当時なにができただろう?

別に被災地に直接行かなくても、できることはある。

インターネットを使えばいい。

震災のすぐ後、グーグルが「避難所名簿共有サービス」というサイトを立ち上げた。

japan.googleblog.com



このサイトにアクセスして検索すれば、どの避難所に誰が収容されているかが検索できる。

家族の安否が気になる被災者にとって、助けになったに違いない。

ボランティアがグーグルに貢献した

ただ、避難所の名簿をデータ化するのに、グーグルは苦労したらしい。

震災時の手書きの名簿は、当然だけど字が汚い。災害時だから仕方ない。

しかも、珍しい名前は読みにくい。

そのせいで、グーグルが誇る自動文字認識機能が、うまく働かなかったらしい。

そこで、活躍したのがボランティアたちだ。

生身の人間たちが、手書きで書かれた大量の名簿にのっている名前を、1つ1つテキストに起こしてデータ化していったのだ。

これくらいの作業なら、当時中学生だった僕にもできたはずである。
べつに、被災地に行く必要はない。
PCさえあれば、どこでもできるボランティアだ。

でも、僕はそんなボランティアがあることを知らなかったし、まさかパソコンを通して人を助けられるなんて思いもしなかった。

当時の僕は、「パソコン=youtubeを見るだけのエンタメ機械」としか考えていなかった。

ITリテラシーが低すぎた。


「もう少しITの知識を備えていれば、被災地に貢献できたのにな」と今になって、後悔している。

ITの知識を得ることが防災になる

東日本大震災では、ITが活躍した。

Twitterでは、テレビや新聞よりもよっぽど早く情報がとびかっていた(デマもあったけど)。

災害時に必要な情報は、ITリテラシーがないとなかなか得られない。

グーグルの検索のしかた。Twitterで有益な情報を探す手段。どの情報が正しいのか瞬時にみきわめる直感。

高齢者がITリテラシーがないのは無理もないけど、僕ら若い世代はこれらを使いこなせないといけない。



ふだんからネットに向き合って情報収集をすること自体が、防災になっているのだと思う。

──ということで、僕もITの知識を学び直さないといけない。
ぜひあなたも一緒に学び直してみませんか。



近く起こるに違いない南海トラフ地震。
大地震のパニックの中で生き残れるかどうかは、ITリテラシーがあるかないかにかかっているのかもしれない。